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2014年最初の更新です! 本年もよろしくお願いいたします。
今回は、先日発売した『EF81形(トワイライト色)』の特徴を
『EF81形(ローズ・敦賀運転所)』と合わせてご紹介いたします。
2014.01.23up

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 JR西日本敦賀地域鉄道部敦賀運転センターには、寝台特急や工事臨時列車用に、トワイライト色とローズピンクのEF81形が所属しています。JR発足時は16両が在籍し、「トワイライトエクスプレス」の他、「日本海」や「つるぎ」といったブルートレインのけん引も担当していましたが、ブルートレインの減便や廃止に伴って数を減らし、現在の定期的な運用は、トワイライト色が「トライライトエクスプレス」をけん引するのみとなりました。敦賀運転センターに所属する同形は、側面中央部付近にある点検口が埋められている他、後年には、前面の運転台側の窓下にウインドーウオッシャーが取り付けられるなど、外観上にも変化が見られます。
 製品では、『トワイライト色』はスタンダードモデルとプレステージモデルの2種を、『ローズ・敦賀運転所』はスタンダードモデルをラインナップ、いずれもヘッドマークは「トワイライトエクスプレス」「日本海」「つるぎ」が付属します。なお、プレステージモデルは、パンタグラフや各種手すりなどに金属製パーツを使用し、より質感を高めたモデルとしています。
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 スカート周りをご覧ください。『トワイライト色』(写真左)は、強化型緩衝装置を装備しているため、装備していない『ローズ・敦賀運転所』(写真右)と比較して、スカートの形状が異なっており、前面のステップもスカートの真上に設置されるなどの差異も見られます。また、元空気だめコック(写真右:両端のジャンパ栓のコック)の撤去も後年施工されています。
 製品では、そのような特徴も的確に捉えており、『トワイライト色』では、元空気だめコックが撤去された後を、『ローズ・敦賀運転所』では、撤去前の姿を再現しています。
photo  車端部の側面をご覧ください。運転席側窓の下部には、バランサーのメンテナンスの効率化を図るため、点検口が装備されています。バランサーの点検の際には、本来運転室内にある覆い板を外して行う必要がありますが、付近に配管類があるため、覆い板の着脱が困難なことから、外側からメンテナンスができるように設置されました。また、トワイライト色では、客車のリニューアルに合わせて、車体カラーの黄色の帯に銀色の縁が追加されています(「24系25形(トワイライトエクスプレス)VOL.1」参照)。
 製品では、そのような特徴を点検口周りの水切りの形状や固定ボルトも含めて的確に再現しています。

日本海縦貫線で今も活躍するEF81形。
優等列車のけん引機としての風格が漂います。
次回の情報室もどうぞお楽しみに!
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