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田端運転所の代表的機関車、
EF81形『北斗星色』と『レインボー』がリニューアル新発売!
今回は、発売したばかりの同製品の特徴をご紹介いたします。
2012.12.20up

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 EF81形「北斗星色」は、寝台特急「北斗星」の登場に伴い、列車のイメージアップとPRのため、1988(昭和63)年に登場しました。鮮やかな赤2号をベースに側面に描かれた大きな流れ星が特徴で、ロングラン運用に耐えうるべく、内部機器の他、ブレーキシューの変更とそれに伴う一体車輪化など、足回りに改良が施されています。「北斗星」のけん引を中心に長らく活躍を続けてきましたが、2010(平成22)年7月に後継機のEF510形500番代へバトンを渡し、「北斗星」の運用から撤退しました。かつては10両以上が在籍した同色のEF81形も、現在は数両が残るのみとなっています。
 EF81形「レインボー」は、ジョイフルトレイン「スーパーエクスプレスレインボー」用のけん引機として、95号機に専用塗装を施し、1987(昭和62)年に登場しました。赤2号より明るめの赤地に、側面には白文字で大きく"EF81"と描かれた斬新なデザインが特徴で、「北斗星」を始め、寝台特急の運用に就くこともありました。「スーパーエクスプレスレインボー」が既に引退した現在も専用塗色のまま残り、主に臨時列車のけん引等で活躍しています。 製品では、この2つのカラーのEF81形を、2010(平成22)年頃の姿をプロトタイプとし、『北斗星色』はスタンダードモデルとプレステージモデルを、『レインボー』はスタンダードモデルをラインナップしています。なお、プレステージモデルは、パンタグラフや各種手すり、解放テコなどに金属製パーツを使用し、より質感を高めたモデルとしています。
photo 製品の『北斗星色』と『レインボー』には、かつて搭載していた常磐線専用の防護無線アンテナの撤去後の台座を再現しており、スタンダードモデルは市販のピンバイスと付属の治具を使用しての取り付けとし、プレステージモデルでは取り付け済みとしています。また、碍子は緑色、Hゴムは黒色となった姿を的確に模しています。
「北斗星」をけん引するイメージが強い「北斗星色」と「レインボー」ですが、その他の列車を担当することもありました。また、現在でも運行上の都合などで稀に寝台特急の運用に入る機会もあるようです。製品では、「北斗星」以外の列車も再現できるように、「あけぼの」と「はくつる」のヘッドマークも付属しており、発売中の『24系24形特急寝台客車(あけぼの)』のけん引機としてもお楽しみいただけます。 photo

特急用として活躍したEF81形を、コレクションに加えてはいかがでしょうか。
今回のHO情報室が、本年最後となります。1年間ありがとうございました。
来年も、新製品の見どころを余すことなくご紹介していきます、お楽しみに!
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