模型ショーや模型誌等で試作品をご覧になった方も多いと思います。
あの時点では本当の初期状態で未完成な部分も多かったのですが・・・・
というわけで、今回は面目躍如のクハネ特集!どうぞご覧ください。
583系の見どころ!
(塗装済み試作 第四弾)
某模型誌の表紙を飾った試作品と同じアングルで撮影してみました。貫通扉や屋根からボディにかけてのライン等の主だったディテールが一通りのレベルに揃いました。とはいえ、まだ85点の出来(担当者自己採点)で、工場では、各部のクオリティをさらに上げ、またパーツごとの整合性をより高める等の作業に入っています。
ちなみに運転席窓上方の、すき間のように見えるのは雨トイ部分で、青15号の塗装が入っています。
前頭部を正面上方より見てみましょう。583系の先頭部は一見ぼってりした印象ですが、よく見ると実に多くの面で構成され、それぞれが微妙な面を描いています。今回最も気を使ったのが、やはりこの点。例えば屋根肩のラインがクハ481と違って、先端に近づくにつれ緩やかに下がっていくあたりは、クハネ581/583の表情を繊細に見せるポイントですから、何度も金型調整を行いました。
第一回目のテストショット速報では、のっぺらぼうに近かったクハネ581の機器室ルーバー周辺も、このように仕上がってきました。ルーバーの彫り具合やボルト頭の表現は、ほぼ完成形に近い状態です。
第1回でご紹介した
同じ部分の写真と見比べてみてください。
次回の情報室では、こだわりの細部表現をご紹介ッ!!!
ご期待ください!!
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