583系各車は番台区分こそ無いものの、増備時期により床下機器配置等に違いがあります。企画当初は「実車も基本設計が485系と似通うだけに、流用できるパーツは極力流用して・・」と考えていました。しかし、このモハネ582などは、モハ484の床板パーツを流用すると、ごく少い両数のグループしか再現できません(主整流器の形式が違います)。「走らせれば分からない」程度の違いですが、“床下フェチ”を自称する担当としては見逃せません。結局モハネ582(T)に新規金型を投入し、M車とはバージョンを変えるという何ともマニアックな構成としています。
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