Mini BORG 60 モニター レポート 2回目

カメラを修理に出して再修理に出したりして、撮る時間が無くなりました。散りあえず代替機を出してもらって撮影継続です。でも鳥さんが少なくてあまり写真が撮れませんでした。

 

機材

MiniBORG60 アイピース各種 EX-P600 バランスプレート【3104】  片持ちフォーク式赤道儀【3101】

MiniBorg60 は全て同じ機材構成だと思っていたのでバランスプレートについては前回触れませんでしたが、重要だと思います。

アイピースの交換や、近距離、遠距離により鏡筒の長さも変化するので、バランスを手際よく調整するためにバランスプレートは必須だと思います。

 

画像: 

ヒマワリ (アイピース:PL32)  ISO50 1/50 F2.8 7.1mm(33mm) 曇天

あまり風景写真は撮りませんが、綺麗な色が出ます。 

 

トンボ (アイピース:XL14) ISO100 F3.9 ss1/8 WB=日陰 23.4(109)mm=2530mm

MiniBorg60に、M57/60延長筒で40mm延長して距離2m位で撮った写真です。

Borgは、自由に鏡筒の長さを変えられるので、超マクロ撮影が楽しめます。

 

コサギ (アイピース:TSE-17HD)  ISO50 1/320 F4.6 ‐0.67EV 14.2mm(66mm)

暗めに撮れば色収差もあまり出ませんが、 暗い部分を明るくするとノイズが目立ってくるのが難点です。

 

キビタキ幼鳥 (アイピース:PL32)  ISO50 1/15 F3.2 -0.67EV 11.3mm(53mm) 彩度High WB=晴天

暗い林の中では、少しでも光が多く欲しくなりますね。 ノーマルでも口径が大きいのは有効に感じます。

 

コゲラ (アイピース:PL32) ISO100 1/10 F3.0 -0.67EV 9.2mm(43mm) WB=日陰

 

コゲラ (アイピース:PL32) ISO50 1/25 F3.2 -0.67EV 11.3mm(53mm) WB=晴天

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付録

TSE-17HD の利用 

TSE-17HD は、KOWAの超ロングアイピースで、アイレリーフが32mm有ります。

これが、使えるとカメラ選択の幅が広がります。 簡単な工作で、使えるようになります。

 


カシオのデジタルカメラP-600を使った作例を頂戴いたしました。
撮影時の天候もあって、少しノイズがあるようですがいずれも綺麗に撮れていますね。ひまわりから野鳥まで幅広くご紹介いただきました。

対物レンズはレポート用にお貸ししたミニボーグ60です。また、アイピースは、PLの32mm(ビクセン製?)とコーワのTSE-17HD(フィールドスコープ用)を使っていらっしゃいます。後者については、丁寧な利用のための改造手法も公開していただきました。これは面白いですね。ロングアイレリーフが活かせると、使えるカメラの幅も広がりそうです。

 

(梶)

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