miniBORG60 のレポート (2回目:尾崎様)

ミニボーグ60を使う その2


4.月をとる
月など天体は倒立でもなれている。また野鳥のように動きも大きくないので、私にとっては撮影は楽である。私のピント出しの方法は、デジカメの方を無限に固定して、液晶表示をデジタルズームで大きくとり、月がざらついた感じでかつピントがあったと思える位置を合焦としています。

 

★上弦の月(月齢5:7月22日)
職場からの帰宅時、上弦の月がとってもきれいなので急いで帰る。夏は昼が長いので家についても月の高度もそこそこある。ミニボーグは写したいという気分が起これば、すぐ撮影体制に入れるので便利である。

今回はモニターでお借りしたアイピースとアダプターを使い撮影をした。

 

★ブールームーン直前の月をとる。
満月近くなので、週末で晴れているが星見はお休みと思っていた。インターネットで遊んでいたところ、ひと月に2回満月のある月は珍しく、西洋ではブルームーンというらしい。この7月がそれにあたる。正式に言うと日本時間の7月31日には完全な満月には、ならない。完全な満月になるのは、インド洋以西の話(もろに西洋だけ)らしいが、月がとってもきれいなので撮影をした。夏の満月は高度が低いのと、木々が生い茂っているので、木々の切れ間を探しまわりました。ミニボーグ一式と三脚・デジカメ一式抱えての移動も苦にならない。

 

5.星をとる
環境省が主催している「スターウォッチング」の星空調査を兼ねた、観察会をサークルの仲間と行いました。そこへミニボーグを持って行きみんなに覗いていただきました。
そこでの意見感想から、「6cmでこの大きさはお気軽で良い。」「アクロマートだけどよく見える。あなどれない。」「この架台コンパクトなアリ型アリ溝でなかなか良い。」「全周微動なのがすごい。」集まった仲間の中には、重症のボーグユー
ザーもいます。

この夜、お気軽に撮影した二重星の写真。いずれも追尾なしのため、デジカメ感度は400にあげてあります。写ってる範囲及び方向は同じではありません。

アルビレオ(はくちょう座β星)2等星
2つの星の色の対比がしっかり分かります。

ミザールとアルコル(おおぐま座ζ星)
他社のコマーシャルではありません。

 


6.蓮をとる
私の住んでいる所は、レンコン(蓮)栽培が盛んです。公園にも水生植物として、蓮が様々な種類が植えてあります。公園を二カ所ほど周り蓮の花をとりました。遠くにある花も大きく写せ、周辺がぼけた感じが気に入ってます。写真は大賀バス(古代バス)です。

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当時に公園にいた、鳥(セグロセキレイ?)を撮影しました。


尾崎様から2回目のレポートを頂きました。
2回目のレポートは任意でお願いしていたから、皆さんのご協力を大変嬉しく感謝しています。無理の無い範囲で頂ければと思いつつ、頂ければ嬉しいものですね。

さて、今回は天体と植物と鳥の3種類の実写を頂きました。非常に精力的に活動されていますね。
天体関係に馴染みの浅い方のために補足いたしますと、3枚目と4枚目の写真は、2重星と呼ばれるものです。2つの星が寄り添うように位置していて、望遠鏡で覗いてみると綺麗ですよ。特に色が異なる星の組合せは最高です。

それから、最後にある鳥の写真はセグロセキレイかな?若鳥の様な感じですね。
白い羽の部分が飛んでしまっていることと、露出が強くてフレアの様になっています。白黒の鳥は難しいです。

 

(梶)

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