miniBORG45ED(倒立)のレポート (2回目:金田様)

こんにちは 金田です。
2回目のレポートです。今回は撮影レポートです。よろしくお願いいたします。

・・・のはずだったのですが、ダメです。写真撮れてません。
関係者の方々、レポートを読んで下さっている方々、本当にごめんなさい。

さて言い訳です。(本当にすいません。)

 

<ピントの合わせ方>
前回約束したテーマの一つです。
これ、簡単でした。ただしカメラのピントではなく望遠鏡のピント合わせです。
まず、前回アドバイスいただいた通りに鏡筒を組みなおします。

全てのパーツを1番短い状態にします。
接眼(LV25)を覗きながらヘリコイドをまわして、1番キレイに見えるところに合わせるだけでした。
これだけで見えるんですよ。もう1つの接眼(UW-9)の場合は延長鏡鏡筒を1センチ程伸ばしただけで合いました。

で、また見え方がすごいんです。良く言われることですが明るいんです。遠くにあるものが信じられないくらいクッキリ、ハッキリ見えるんです。私、初めて見たのが近所のお宅の屋根にあるテレビアンテナだったのですが、画面一杯にアンテナの支柱が入りまして錆びまでくっきり見えるんです。変な表現ですが、肉眼より良く見える感じです。

例えて言うなら初めてメガネをかけた時の感動がもう一度味わえた感じです。別世界です。
テレビアンテナでこれだけ感動できるのですから、キレイな鳥や月などを見たら一生忘れられない感動が味わえることでしょう。また、その瞬間を写真に撮れたら、あー撮れたらどんなに良かったことでしょう・・・ごめんなさい。

 

<撮影(失敗編)>
さて撮影です。
先に、ある程度目標物に対してピントを合わせておいた望遠鏡にカメラを取り付けます。
液晶を覗くと先程接眼でのぞいた風景がキレイに見えています。接眼でのぞくより大きい分液晶の方が見やすい感じです。諸先輩方が液晶回転型のデジカメを使用される理由が良くわかります。最近多い大画面液晶タイプのデジカメもデジボーグにピッタリですね。

で、構図を決めます。
さすがにズームを一杯に引いてしまうとケラレますが、結構引くことができます。
構図がきまったところでシャッターを押す・・押す!押す!・・・あれ?押せません。ピントが合った時になる”ピピッ”という音がしてくれません。
外は晴れていて明るさは問題ないのに、カメラの故障か?と思いカメラ単体をテストするが問題なし。もう一度組み立てて、冷静に見てみます。わかりました。

先程構図を決めたすばらしい風景が液晶の中で跳ね回っています。そうです。手ぶれです。
手を離してしばらく待つと落ち着くのですが、シャッターを押そうとカメラに手を触れると再び風景が踊り始めます。

息を止めてもダメ、脇を締めてもダメ、持ち方を変えたり色々試したのですがやっぱりダメ。
原因は全て私の手にありました。

さてどうしましょう。
カメラに手を触れずにシャッターを押す方法を考えなくてはいけません。
3つの方法が考えられます。
1.レリーズ、2.%?リモコン、3、念力

あ!、今レポートを書きながらもう1つ思いつきました。4.セルフタイマーがありますね。
これなら今回写真が提出できたかも知れません。後の祭りですが。

私のMZ3にはリモコンがありませんので私にはレリーズが必要なことがわかりました。
MZ3には、そのままではレリーズが付きませんので、付ける方法を考えなくてはいけません。
幸いインターネットを探すと様々な方法でMZ3にレリーズを付けていらっしゃる方がおられます。

また、我らがトミーテックさんの2004年夏の新製品には汎用レリーズステー【7160】があります。
さすがはトミーテックさんですね!(今回はご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません)

で、結果として今回はレリーズの準備が間に合いませんでした。次回こそ必ず結果を出しますので、どうかお許し下さい。また、長々と言い訳してすいませんでした。

 

次回の予定
<撮影(大成功!編)>
としたいと思います。

以 上


9月2日追記

金田様より、月の写真を頂戴いたしました。最終レポートとは別の内容ですので、第2回に追記させていただきます。

 


LV-25アイピースによる月の全景です。

 


こちらは、UW-9アイピースによる月のアップ。満月に近いためクレーターは目立ちませんが、綺麗に写っています。

 

わざわざ月の写真をお送りいただきまして、ありがとうございます。
お便りを拝見しますと、弊社のレリーズステーと新しいカメラ三脚の導入で撮影がかなりグレードアップしたそうです。超望遠撮影はブレを如何に止めるかが重要なのか、その点をさりげなく教えていただいたような気がしました。

頂戴した月の写真を見ても、デジボーグ特性が良い三脚を導入されたようですね。
それでは、最終レポートに期待させていただき、大成功!編を楽しみにしています。

 

(梶)

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