月と土星　(2018/5/5、左下に土星が写ってます)　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋キヤノン2倍テレコン＋ソニーα7Ｒ3ボデー　撮影者：Ｕ様

土星拡大　(2018/5/5、800x800の等倍切り出し)　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋キヤノン2倍テレコン＋ソニーα7Ｒ3ボデー　撮影者：Ｕ様

＜撮影者のコメント＞
中川様 お世話になります。東京都Uです。 5月5日は運良く早朝に目が覚めたので南の空に浮かぶ月と土星をハイスピード55＋キャノン2倍テレコン＋ソニーα7R3でお手軽撮影してみたら、予想に反して月と一緒の1枚画像で土星の輪が写りました。 設定はISO800、SS1/40で三脚に固定(カメラの水平は地上に合わせてます)、電子シャッターでの撮影です。大気の揺らぎの収まる瞬間にうまく撮影できたようで、これより長めのシャッタースピードは月も土星もぶれてました。BORG55FL＋レデューサー7880、キャノンの2倍テレコン、ソニーのα7R3の組み合わせは相性が良いみたいです。 ちなみに火星にもチャレンジしましたが、少し形のいびつな赤い点に写るだけで小さすぎていまいちでした。意外とpentaxQなどの動画を利用すれば、手軽に惑星撮影を楽しめるのかもしれません。小さいセンサーならコンパクトエクステンダーメタル4603も使いやすそうですね。

＜中川コメント＞
今回の月と土星の接近はネットでも話題になっていましたね。良いチャンスをものにされました。200ｍｍで土星の環が写るとはBORG55FL＋レデューサー7880セット＋ソニーα7Ｒ3がいかに周辺まで解像力が高いかを物語る証拠です。今日最下部に掲載したスカイツリーの高解像度画像もBORG55FL＋レデューサー7880セット＋ソニーα7Ｒですが、驚愕の解像度です。相性は非常に良いと思います。5/27に月と木星が大接近、5/31に月と土星が再び大接近します。手帳にメモしておきましょう。

「月」 月とその等倍切り出し画像　 BORG77EDⅡ1.08×【7108】（550mm F7） ＥＯＳKiss X9　1/250　ISO800 経緯台固定　撮影：：山内壮介様
＜中川コメント＞
5月の月面Ｘは5/22・16:30頃だそうです。時間が早いのでベストの条件ではありませんが、薄明中に見えると思います。

乙女座Aからマルカリアンの鎖　 miniBORG71FL×1.08【7108】（ｆ432mmF6）　ＥＯＳKiss X9　ISO3200　120秒×4 　 赤道儀追尾　撮影：山内壮介様
＜中川コメント＞
マルチフラットナー1.08×ＤＧの威力もあり、71ＦＬで良く写っています。ＥＯＳ　KissX9も魅力がありますね。

上記の画像の撮影システム：71ＦＬ＋7861＋6015＋7108＋ＥＯＳｋｉｓｓＸ9　撮影：山内壮介様

「ニリンソウ」白枠は等倍切り出し　 コ・ボーグ36ED ×1.1【7110】 220ｍｍＦ6.1 ＥＯＳKiss X9　A＋1/3　A-ISO（100） カメラ座布団使用しライブビュー　撮影：山内壮介様

上記の画像の撮影システム：36ＥＤ＋7110＋ＥＯＳｋｉｓｓＸ9　撮影：山内壮介様

＜撮影者のコメント＞
中川さんこんにちは。福島の山内です。「（連邦の）白いやつ」のネタのためにホワイトKissを購入しました。 これがBORGの白と実によくマッチします（笑）KissX9の作例はもしかしたら初めてかも？

Kissのローパスが厚く像が甘いという印象があるかもしれませんが、 BORGとの相性もよく実によく写ります。 画素数も増えたのでトリミングにも強くなりました。 あまりよく写るので、補正レンズ＋電子マウントで使いたくてペンタックスS用【5001】を購入しました。 ※生産中止品だったんですね。慌てて中古のでものがないか探しました（＾＾；それにしても5万円台でこの写り、Kissの北米名「EOS　REBEL（反逆者）」は伊達じゃないですね。

http://yamanon.at.webry.info/201805/article_6.html

＜中川コメント＞
ホワイトＫｉｓｓとホワイトボーグがあまりにも似合うので驚きました。これは受けますね。とてもおしゃれなのでこれだけのためにホワイトＫｉｓｓＸ9が欲しくなります。こういう楽しみもＢＯＲＧならではですね。ホワイト鏡筒はまだ在庫が少しですがあります。例えば、M42延長筒S（WH)、M42延長筒SS（WH)、Ｍ57延長筒56Ｗ、Ｍ57延長筒36Ｗなどが僅少ながら在庫があります。

スカイツリーと建物とユリカモメ（2018/4/29）　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋フジＧＦＸ50Ｓボデー（キポン製ニコン用マウントアダプター併用）　1:1ノートリミング　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
ユリカモメの集団がスカイツリーの前をたびたび通過するので絵になります。

スカイツリーと天望回廊（2018/4/29）　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋フジＧＦＸ50Ｓボデー（キポン製ニコン用マウントアダプター併用）　トリミング　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
展望回廊の中に居る人が鮮明に写っています。ＧＦＸ50Ｓの画質に余裕があるので本当はもっと写っています。

スカイツリー天望回廊～天望デッキ（2018/4/29）　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋フジＧＦＸ50Ｓボデー（キポン製ニコン用マウントアダプター併用）　トリミング　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
こちらも人々が鮮明に写っています。

スカイツリーと天望デッキ（2018/4/29）　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋ソニーα7Ｒボデー　トリミング　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
こちらはソニーα7Ｒの作例です。解像力が非常に高いのが分かります。200ｍｍでこの解像力は魅力です。

スカイツリーと天望デッキ（2018/4/29）　BORG55FL＋レデューサー7880セット＋ソニーα7Ｒボデー　トリミング　手持ち　撮影：中川昇
＜中川コメント＞
これもソニーα7Ｒによる作例です。最新のα7Ｒ3だとさらに写るものと思われます。

今回の撮影機材とスカイツリー：BORG55FL＋レデューサー7880セット＋フジＧＦＸ50Ｓボデー（キポン製ニコン用マウントアダプター併用）　撮影：中川昇

Ｐ．Ｓ．ＧＷ明けの今週は、ＢＯＲＧのセットもパーツも予想以上のご注文を頂きました。誠にありがとうございます。在庫も相当少なくなっております。ぜひ在庫のある販売店もご利用いただければ幸いです。