89EDによる月面 BORG89ED+BORGエクステンダー・メタル【4603】+モノクロWEBカメラ 撮影:中西直樹様
<撮影者のコメント>
「BORG見る撮るセット」の購入を検討しておられる多くの方は、望遠鏡で天体を見たり撮影されたことがないかもしれません。 いったいどれくらい見えて、どれくらい写るのか?イメージが少し難しいかもしれません。 それで今回は、一番簡単に楽しむことのできる月で説明したいと思います。
あくまでイメージですが、89ED+2.2xコンパクト・エクステンダー+モノクロWEBカメラで撮影した作例で説明します。 作例を縮小して全景を小さめに表示すると、中倍率で月の全景を見ているイメージに近いです。 次に作例を等倍表示してスクロールして一部分だけを拡大して見ると、シーイングの良い時に200倍程度で見たイメージに近いです。 ただここまで倍率を上げると、カメラ雲台では少し厳しいと思います。別売りのBORG微動雲台が欲しいところです。 あとBORGの性能を生かすためにも、コンパクト・エクステンダー・メタルで倍率を上げたいころです。 いずれの倍率でも、この作例を超えるほどの臨場感や美しさを簡単に感じることができるので、とにかく観望はお勧めです!
続いて撮影に関してです。正直デジカメの一発撮りで今回の作例のレベルに達するのは簡単ではないと思います。 とはいえ、BORGならここまでは写るといのうが、はっきり分かっているので、デジカメで試行錯誤しながらステップアップするのはとても楽しいと思います! 私もデジタルに移行した頃の作品は、「今見たら・・・」ですが、それでもとても楽しかったのを思い出します。それで、まず観望をたっぷり楽しみならがら、撮影も少しずつステップアップしていくのが、バランスのよい楽しみ方だと個人的には感じます。
<中川コメント>
私が見ても、「89EDってこんなに良く写るの?」というレベルの写りだと思います。中西さんも書かれている通り、このレベルの月面写真を撮るのはなかなか大変です。でも眼視ではこの位は余裕で見えます。89ED見る撮るセットをご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。ここのところ、月面の有人探査のニュースなど月絡みの話題が非常に多く、月がトレンドになっています。私も12歳の時から月にはまり、以来43年間月に惚れ続けていますが、これからも一生愛し続けることでしょう。それほど魅力のある対象です。販売店のスターベース東京店さんが89ED見る撮るセットの展示品と在庫品を置いていただけることになりました。明日20日以降に店頭に展示される予定です。在庫もありますので、すぐにお持ち帰りも可能です。今なら天体カレンダー2018もサービスで付きます。ぜひこの機会にご検討下さい。
89ED見る撮るセットによるカワセミ BORG89ED見る撮るセット+フジX-pro2ボデー 一脚使用 トリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
焦点距離が600mm(換算900mm)もあると、カワセミの羽毛は実に美しく分解してくれます。BU-1のヘリコイドだけではピントの追い込みが心配だったのですが、数百枚も練習すると段々慣れてきて、このようなピントがコンスタントに出てくるようになります。そうなると自宅のパソコンで、どの羽毛の分解具合を重視するかの画像セレクトの悩みが発生してきます。これはボーグユーザーだけに許される贅沢な悩みなのです。
89ED見る撮るセットによるジョウビタキ BORG89ED見る撮るセット+フジX-pro2ボデー 一脚使用 1:1ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
ピラカンサとジョウビタキです。近かったので今までで一番ジョウビタキの羽毛が解像しました。よく「近ければどんなレンズでも解像するよ」と言われますが、実はそんなことはありません。ここまで解像させるにはやはり基本レンズの性能が良くないと分解しません。さらにいうと、通常のカメラレンズではAFでの最短撮影距離に限界があります。一方、ボーグの場合、MFなので延長筒を足せばいくらでも寄ることが出来ます。この差は大きいです。寄れるボーグはそもそも有利なのです。ジョウビタキの愛らしいクチバシにも注目!
89ED見る撮るセットによるジョウビタキ BORG89ED見る撮るセット+フジX-pro2ボデー 一脚使用 1:1ノートリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
これも近いです。絞りM75【7075】を入れればさらにシャープな画像になったと思います。今度はメスのジョウビタキをこのレベルで撮りたいと思います。一度解像するともっともっとという欲が出てきます。これが長続きするコツでおあります。絞りM75のお買い得品はこちらから。被写界深度をコントロールする面白さを味わうことが出来ます。
今回の撮影機材(2017/12/16):BORG89ED見る撮るセット+フジX-pro2ボデー 撮影:中川昇
<中川コメント>
BORGらしくないシンプルな構成です。初ボーグとしては戸惑うことが少なくおすすめです。慣れてきたらパーツを徐々にグレードアップしていけばよいのです。今すぐに入手して今の内に慣れておけば、1/31の皆既月食の本番でバタバタすることがないでしょう。※この画像はBORG引き伸ばしレンズ50/2.8【2850】で撮影
89ED見る撮るセットによるISS(国際宇宙ステーション) BORG89ED見る撮るセット+フジX-pro2ボデー 完全手持ち 超トリミング 撮影:中川昇
<中川コメント>
2017年12月16日(土)のISSです。初めて写真撮影にチャレンジしました。何と自宅の北側の部屋の中から完全手持ち撮影です。撮影直後は失敗したと思っていたのですが、後でパソコンで見たら何とか太陽電池パドルらしきものが写っていました。最初としてはまずますでしょうか?いずれにしてもBORG89ED見る撮るセットなら手持ち撮影でISSの構造が分かる撮影が可能ということが分かります。1台あると家族で楽しめて一家のヒーローになれますよ。昨日も会社でISSの撮影にチャレンジするなどISSにもはまりました。近々、撮影のコツなどを書いてみたいと思いますが、こちらのボーグユーザーの方の記事は大変参考になります。
★BORG見る撮るセットは協栄産業東京店さん・大阪店さん、シュミットさん、アイベルさん、スコーピオさん等でも購入できます。今なら2018年天体カレンダーも付いてくる!
P.S.お詫びです。12/18発売の見る撮るセットですが、お蔭様で好評につき、発売前にご用意しておりました数量を超えるご注文をいただきました。よってコ・ボーグ36ED見る撮るセット【6135】 の次回入荷が1月中旬~の予定、BORG89ED見る撮るセット【6285】 の次回入荷が12/末の予定となっております。現在、予約受付中です。BORG77EDII見る撮るセット【6185】は現在即納です。次回入荷分もそれほど多い入荷数ではありませんので、お早目のご予約をおすすめいたします。
P.S.2 入荷情報です。71FLと107FLが少量入荷してきました。現在即納ですが、これが切れると1/中以降の入荷となります。また、89EDが品切れで12/末(この分が切れると1/中以降入荷予定)、36EDと90FLが1/中~(この分が切れると1/末入荷予定)の入荷予定です。また、【7522】【7026】が入荷してきました。【7801】は品切れで1/末入荷予定です。最新の在庫状況はこちらから。
P.S.3 協栄産業東京店さんでは、BORGのお買い得品のセール中です。詳細はこちらから。今週から、夕方の月が撮り頃になります。年明け早々の満月はスーパームーンになります。また、国際宇宙ステーションISSは朝方に見えてきます。年末年始に十分楽しめるように、今から入手して練習を積みましょう!また、1/31の皆既月食の撮影の予行演習は、満月前後を迎えるこの年末年始休みがラストチャンスです。今年の12月は輸出を含め、BORGの本体の動きが良くなっています。お早目のご手配が吉だと思います。
P.S.4 近日中にBORG引き伸ばしレンズのセールを直販で行います。年末年始はイルミネーションの季節。1年で一番引き伸ばしレンズの出番が多い季節です。私も毎日カバンに引き伸ばしレンズ+ミラーレスをしのばせていつでも撮影できる状態にしております。他の人と一味違うイルミネーションの写真を撮影したいという方にお勧めです。引き伸ばしレンズの作例はこちらから。
★BORGの在庫がある可能性の高い販売店のご案内(12/21現在)
◎協栄産業東京店:107FL望遠レンズセットCH【6210】、55FL+7880セット【6258】
◎協栄産業大阪店:107FL望遠レンズセットCH【6210】
◎スターベース東京店:89ED見る撮るセット【6285】、55FL+7880セット【6258】
◎ビックカメラ.com:90FL天体フルセットCR【6391】、71FL天体フルセットCR【6372】、71FL天体鏡筒セットCR【6371】
★フジフイルムのツイッターでBORG89EDによる国際宇宙ステーションISSの画像が紹介されました!こちらから。(12/21)