BORG WORLD 画像作例集

M42_rev2.jpg
●三ツ星界隈 ハイスピード55 + ニコンD810A  ISO1600 露出4分×14枚 + 2分48秒×1 + 1分×1 撮影者:HUQ様
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●昴界隈 ハイスピード55 + ニコンD810A  ISO800 露出4分×5 + 6分×3 + 8分×4 撮影者:HUQ様

<撮影者のコメント>
中川さま。HUQです。12/2~3とユニテックの加曽利さんと一緒に南房総にて、星見を楽しんできまし た。ハイスピード55 + ニコンD810A での撮影です。追尾はSWAT-200 赤経1軸ガイドです。雲間が出来たり無くなったり、という生憎な空模様でしたが、雲間からハイスピー ド55の明るさを活かして短時間露出にて、何とか十数コマを得ることができまし た。 小口径なので外気順応も速く、めぼしいところが雲間から見えているうちに、サッ と撮影を開始できました。

このコンポジット枚数では本来なら炙り具合をもっと慎ましやかにせねばならな いところですが、ノイズには目を瞑って盛大に炙り上げてみました。ハイスピード55の分解能は驚くべきものがあり、中心部に近い馬頭星雲はもちろ ん、同じピント位置のまま、APS-C の四隅に相当する M78 付近においても、暗黒帯の切れ込みの鋭さはピクセル等倍鑑賞にすら耐えうるものです。今回お送りした画像ではコンポジット枚数が足らずノイズが多いため、等倍鑑賞 には耐えませんが、高画素なカメラで十分な枚数をコンポジットすれば、1枚の f=200mm の広い画角から、鑑賞用に f=1000mm 相当の写野を何枚も切り出すこと ができます。今回の旅ではトランクにポタ赤2セットを持参しました。ハイスピード55はコンパクトなので、ダウンコートの中に混ぜ込んでもほとんど体積に変化無いのに対し、電視観望用に持参した Nikkor AF-S 100mm f/1.4EDの巨体と好対照でした。

私が SWAT-200 + ハイスピード55 に撮影を丸投げしている間、もう一台の SWAT-200 + α7S + f=100mm F1.4 + Metabones Speed Booster Ultra にて、F1.0 + ISO5~ 10万で「赤い散光星雲が淡いとこまでそのまま見えちゃう『電視観望』」を大いに楽しみました。 はくちょう座付近の散光星雲~秋の天の川・銀河~冬の散光星雲、更に春の銀河 探しと、充実した観望を満喫できました。

<中川コメント>
月初に投稿いただいておりましたが、BORG107FLの発売準備でバタバタしてしまい、ようやく今日掲載が出来ました。あまりに写りが良いので早く掲載したかったのですが、その間にハイスピード55が非常に良く売れて、現在メーカー品切れ状態です。市場在庫もほぼゼロだと思います。もし店頭にあれば即買いをお勧めします。1年前の発売時にも凄い勢いでしたが、今年は年末年始の月の条件が非常に良いので、特に勢いがあるようです。弊社の最終営業日の12/27(火)にもしかしたら少量入荷するかも?との情報もあるので、その場合は本ブログでお知らせいたします。ハイスピー ド55がなぜ?ここまで高性能なのか?の裏話も披露できるかもしれません。

P.S.今日も終日、2017年のBORG新カタログの制作作業に没頭しておりました。土曜日は比較的静かなのでクリエイティブな作業をするには向いています。お蔭様で作業はかなり進みました。来年は今までにない斬新なBORGカタログをお見せできると思います。ご期待下さい。弊社の年末年始休業は12/28(水)~1/4(水)の8日間です。年内の最終受注日は12/26(月)午前中までです。先日値上げのご案内をしましたUWアイピースですが、ボチボチ売れています。お早目のご注文をお待ちしております。ご愛用者カードの投函もお早目に!

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