BORG WORLD 画像作例集

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カワセミ3態 BORG71FL(直焦点)+M57ヘリコイドLII+ペンタックスK-3ボデー 撮影:笠井高明様

<撮影者のコメント>
怒涛の新製品が発表され、評価テストが忙しいようですが、MFですれ違いが多く お会い出来ないのが残念です。最近のMFはカワセミが抱卵時期に入ったのかカップル成立しなかったのかは 定かではありませんが川から居なくなる空白時間が多くなっています。 今年もツミが営巣時期で巣作りに入ったようですが、カメラマンが多数集まったせいかツミも現れなくなり残念な結果にならなければと心配しています。

今日は使い慣れた71FLで直焦点マニュアルフォーカス撮影を楽しみました。 カワセミも同じ個体を同じエリアーで撮影していると癖や仕草から飛び出しの タイミングが判るようになります。BORGで撮影する場合はAモードかMモード しか使えないので、私が飛び出しを狙う時はEV-Lボタンで飛出し場所の露出で シャッタースピードを固定して撮影しています。枝や葉で影になる場所以外は 同じ太陽光線が降り注いでいるので、中央重点平均測光では川面や背景の明るさで シャッタースピードが変化し、川面背景では白飛びし明るい背景では黒く沈んだ 画像になるのでEV-Lを多用する手法で撮影しています。

そしてもう一つ実践している方法はファインダーを覗いている間はシャッター 半押し状態で、設定を保持させながらいつでもシャッターを切れるように しています。 そしてカワセミの仕草を読んでシャッターを連写しながら飛翔方向にレンズを 振ることで撮影しています。そのためカワセミが写っていない空の背景画像を 量産することも多いのですが、うまくタイミングが合い飛翔コースが被写界 深度に入ると飛翔画像が連続で撮影出来ます。 今日は止まっていた枝から離れる瞬間の飛翔と次の画像が撮影出来ましたので お送りします。

<中川コメント>
相変わらずトビモノ撮影が上手な笠井さんです。とにかくカワセミの生態を知り尽くしてBORGのマニュアルフォーカスながら高い歩留まりで、名作を量産されています。今回の特別企画品の問い合わせも多くいただいていますが、その中で71FLや90FLを直焦点(レデューサーを外して71FLなら400mm、90FLなら500mm)で撮影するにはどうしたらいいのか?というお問い合わせを多くいただいています。答えは【7509】さえあればOKというものです。実は簡単です。ぜひご検討下さい。K-1を使うと面白いようにフォーカスエイドが効きます。すでに71FLをお持ちの方は今回の90FL+7872の特別セットがお買い得だと思います。対物レンズを付け替えるだけで後方のパーツは全て共通なのでとても合理的です。
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北アメリカ星雲 BORG55FL+7880セット+フジX-E1ボデー 撮影:開発者X
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ベール星雲 BORG55FL+7880セット+フジX-E1ボデー 撮影:開発者X
<中川コメント>
今日の作例はハイスピードボーグの開発者X氏による夏の星雲です。実にシャープでコントラスト良く写っています。ミニシュミットカメラとでもいうべき切れ味です。身内を褒めるのは気が引けますが、素晴らしい写りです。フジXシリーズの赤の出方も素晴らしいです。55FLは今回の71FL+7872や90FL+7872の特別企画品に押されるかと思いきや、ものともせずにコンスタントにご注文をいただいております。基本性能が非常に高い証拠だと思います。

P.S.来週からパンスターズ彗星が明るくなるようで、6等級になるようです。こちらから。まさにハイスピードボーグ3兄弟(55FL、71FL、90FL+レデューサーセット)の出番です。今週末は全国的に天気も良いようなので、ぜひお早目にご検討下さい。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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