BORG WORLD 画像作例集

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アレス & アンタレス  2016 04/02 03:17~05:02 6分×15枚 ISO1600  ハイスピード55 f200mm F3.6  ニ コン D810A  SWAT-200 + Higlasi-3B による2軸オートガイドにて撮影 撮影者:HUQ様

<撮影者のコメント>
4/2、長崎県 白木峰にて、ハイスピード55 で良いものが撮れたので、投稿画像 としてお送りします。自動車免許を持たず、公共交通機関を用いた移動となるため、妥協の無い結果が 得られるポタ赤ベースの軽量システムを追求しています。 現状、添付の kizai.jpg のような状態です。 バランスウェイト替わりにタブレットPCが乗っていますが、これはユニテックさ んから頼まれた電子極望 PoleMaster のテストです。

自家用車での小回りの効く大量輸送ができない反面、電車による長距離移動や、 航空機や船便を用いた移動でも、苦労無くこなすことができます。ハイスピード55は、そんな軽量システムにピッタリです。より長焦点での長時間撮影を安定してこなすため、ポタ赤ベースでありながら StickPC を用いた2軸オートガイドを行っています。 主に夜露ヒーターに費やされる大容量バッテリを含め、総重量 12kg です。 小型軽量で取り回しの良いハイスピード55のお陰で、これだけ軽量なシステムで も、結果に妥協する必要がありません。 高画素な D810A の ピクセル等倍画像でも、星像は限りなく点に近いです。 好きなようにトリミングできます。

視直径が10分角台以上の天体なら、トリミングにより口径55mm(ドーズの限界=2 秒角強)でも十分に鑑賞に堪える分解能が得られます。 M-Gen やタブレットPC、Stick PC等の登場で、軽量に持ち運べる2軸オートガイ ドが実現され、ポタ赤でも望遠を使って露出時間を気にすることなく撮影するこ とができるようになりました。 その結果、多くの星雲・星団で、小口径でも十分に鑑賞に堪える写真が得られる ようになりました。こういった背景から、これからの天体撮影機器は必ずダウンサイジングの方向へ 向かうことでしょう。 ハイスピード55 はその引き金になったと思います。

<中川コメント>
アレスとは火星、アンタレスは火星に対抗するもの、というアンチアレスから来ています。こんなに接近していたのですね。HUQ様の撮影手法は以前から注目していましたが、ついにBORGブログにも投稿いただきました。大変良く写っています。最周辺まで像が乱れず、本機の性能をうまく引き出されています。お見事です。それにしても ハイスピード55の視野の広いこと広いこと。やはり200mmフルサイズ対応のレンズは大変魅力的な画角であることが良くわかります。自家用車がなくてもOKという小型軽量で高性能。このGWに遠征される方は、迷わず入手すべきレンズと断言できます。今日もハイスピード55は3台受注。GW前の入手がさらに厳しくなってきました。海外からもかなりの注文数が入っていますのでなおさらです。

P.S.この間の日曜日の10日(日)にまたまた目黒川に桜を見に行ってしまいました。何と今年4回目。不思議な魅力があるのですねえ。目黒川の桜。そこで他にも推奨している方がおられるかと思い、検索したところ、何とあの小山薫堂さんが目黒川の桜を推しておられました。あれ?そうだ!だいぶ前に小山薫堂さんのラジオ番組に出演したことがあったなあと思いだし、さらに調べるとありました。こちらから。約9年前の記事が残っていました。懐かしいですね。

P.S.2 新製品のマルチバンド60Φ【7065】の発売が近付いてきました。恐らく今月中には発売できる予定です。現在、商品ページを制作中につき、近々価格も発表できると思います。とても使いやすく、とてもカッコイイいので、非常に満足度の高い製品となるかと思います。ハイスピード55のお供にも必需品といえるかと思います。GWはマルチバンド60Φ【7065】を入手して快適なGWを過ごしましょう。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございました。

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