BORG WORLD 画像作例集
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■ご愛用者カード送付のお礼の品の内容物一覧
1.2016
年天体カレンダー(ビクセン製、オアシス・ダイレクト名入れ)

2.2016年天文手帳(地人書館製、手帳の裏表紙にオアシス・ダイレクト名入れ)

3.ボーグステッカー一式

4.2015秋の新製品チラシ:55FLF3.6レデューサー&NEWパーツ9点掲載
※お詫びと訂正:【3200】の標準価格¥10,648が正解・【0630】のOD特価¥6,296が正解。

5.BORG用キャップ各種詰め合わせ
※中身はお楽しみ。用途の質問はご容赦下さい。添付の細い植毛紙をキャップの内側に両面で貼れば、多少緩くても多用途に使用可能かも?
6.2016CP+招待券一式

7.クリーニングシート3(スマホの液晶の汚れ拭きに最適。BORGレンズには使用しないでください。)P3630664s1.JPG
発送準備中のプレゼント品

<中川コメント>
今日、ご愛用者カードの送付のお礼として上記の7点をヤマトの宅急便でお送りしました。明日以降に届くかと思います。写真にあるビジネスレターパックの封筒で届きます。一足早いXマスプレゼントです。まだ、ご愛用者カードを送付いただいていない方はお急ぎください。
今年の目新しいプレゼントは2種類。1つはBORG用キャップ詰め合わせセット。無いと困る、買うと意外と高くて買いにくい、もらうと嬉しいキャップを限定プレゼントいたします。キャップの種類や数量はお任せ。用途も聞かないでください。さらに細長い植毛紙もプレゼントしますので、適当に切ってキャップの内側に両面テープで貼ってやると、多少ゆるくても多用途に使えるかもしれません。もう1種類はクリーニングペーパー3枚。驚くほど汚れが取れます。残念ながらボーグのレンズにはお勧めしませんが、大抵の汚れは落ちますよ。
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M42 12月17日 ナノトラッカー+BORG55FL+ 7110(1.1xスリムフラットナー)+ フジX-M1  ISO1600,20秒、光害カットフィルターなし 撮影地:東京都港区の自宅バルコニー 撮影:U様 

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カタリナ彗星 12月18日 ナノトラッカー+BORG55FL+ 7110(1.1xスリムフラットナー)+ フジX-M1  ISO1600,20秒、光害カットフィルターなし 撮影地:東京都港区の自宅バルコニー 撮影:U様 


 <撮影者のコメント>
お世話になります、東京都Uです。最近は55FL専用レデューサーの話題で持ちきりで、星野写真もハイレベルなものばかりでしたので、投稿をためらいましたが、本日12月18日朝と昨夜17日は都心でも空の状態がよかったので、寒かったですが撮影し投稿します。撮影条件は 東京都港区の自宅バルコニーからナノトラッカーに55FL, 7110(1.1xスリムフラットナー), フジX-M1, ISO1600,20秒、光害カットフィルターなしです。

空の状態がよくても都心だとISO1600では30秒くらいの露光が限度、軽量なBORGといえどひ弱なナノトラッカーですのでだいたい露光20秒を目安にしています。皆さんのように高度な画像処理はまだ勉強中なので、今回はJPEG一枚撮りの画像を撮影しながらタブレットへ転送してタブレット上でトーンカーブとレベル調整、トリミングと縮小を行いました。PC上で等倍でみるとさすがにノイズがひどいですが、都心ど真ん中で20秒でこれくらいの写真になります、との参考になりますでしょうか。タブレットでは白色点の調整も不可なので雰囲気だけの超お手軽調整です。複数枚コンポジットするともう少しましになると思うのでRAWで撮影したファイルの整理が楽しみです.

写真は12月18日5時頃の早朝のカタリナ彗星(ちょっと緑が強すぎますね)と12月17日23時ごろのオリオン座 M42です。自宅バルコニーなので、空を確認してから撮影準備を始め、極軸を合わせてから最初のシャッターを切るまで10分ほどで出来るようになりました。都心で空の状態がいいのは月に一度あるかないかで、撮影の手軽さは大きな課題ですが、軽くて明るい55FLは撮影の敷居を一気に下げてくれますね。

まだまだお見せできるレベルではありませんが、同じ機材構成で馬頭星雲もなんとか写るところまで確認できており、もう少し追尾精度のたかい赤道儀とレデューサーがあると都心でも星空をかなり楽しめそうです。鳥と違って、完全に天気次第なので、皆様の忍耐力と集中力には脱帽するばかりです。寒くなりました. 体調管理に気をつかって鳥に、星に、風景にBORGを満喫したいと思います。

<中川コメント>
ナノトラッカーにBORG55FLという超お気軽セットで都内でここまで写れば御の字です。こういう方が増えると天体写真の裾野も本当に広がってきたといえるのかもしれません。U様は鳥に星にBORGをうまく使われています。見習いたいものです。フジX-M1の赤い星雲の写りの良さは噂通りですね。PC183966cxd.jpg
月面X 2015/12/18 17:26 77EDII+LMF-1+オリンパスE-3ボデー 撮影:加藤元廣様

<撮影者のコメント>
中川様。 ブログ毎日愉しみに拝見させて戴いております。ご案内の月面Xですが、明るいうちにセット出来、久しぶりに撮ることができました。今回は、オリンパスE-3の合焦表示が出ず、ピンが出ているか不安でしたが、何とかXは写っていました。皆さんのようにはいきませんが、楽しむことができました。では。久しぶりの月面Xでした。

<中川コメント>
これはシャープな月面Xです。オリンパスE-3とは名機をお持ちですね。あれは傑作デジカメです。画像の左上に時刻が入っており、これがとても貴重な記録写真となります。
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月面X 2015/12/18 19:37 50FL+MMF-1+Q7ボデー 撮影:白井様

<撮影者のコメント>
中川様。先日はカワセミを掲載いただきありがとうございました!!掲載日が偶然に私の誕生日でしたので嬉しい誕生日になりました。本日は月面X、何とか撮影出来ましたので送らせていただきます。撮影するまで悪戦苦闘してしまって一時間ほどかかってしまいました(笑)撮影後、blog拝見したら皆様既にアップされていたんですね!!スタッフのS嬢さんのスマホと地上プリズム【7779】を使った画像に釘付けになりました。双眼鏡でもみてみましたが全然わかりませんでした(笑)プリズム良いですね!!

今回はどうしても明るく写らなくて、露出を変え、トリミングもしました。これが67FLだともっと明るく写ったのかなぁ~?と。でも50FLも頑張ってくれました(笑)今回はいつもの機材にMMF-1を導入して撮影しました。ピントの山が広いので本当のジャスピンを見つけるのが正直難しいですが慣れですね。使い心地はかなり良くて好きなのでもっと精進したいと思います。先日、カワセミのMFでMMF-1を使ってみた時に他のカメラマンさんたちに好評で羨ましがられました(笑)

これからもよろしくご指導お願い致します!!

<中川コメント>
元来鳥屋の白井さんが天体にチャレンジ。上のU様もそうですが、BORGを使っていると鳥も星も分け隔てなく撮影される方が増えてきて嬉しくなります。Q7でよくピントと構図を合わせられたと感心します。ファインダー6×30【0630】は必需品ですよ。月を明るくするには、ISOを上げるかシャッタースピードを遅くするかになりますが、67FLなら口径が大きい分、確かに写しやすくなります。
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月面X17:00 ■撮影データ 2015年12月18日17時00分~ ボーグ 90FL+ボーグ1.4×テレコンGR+ケンコー3×テレプラス (合成焦点距離/2100mm F23.3) キヤノン EOS 6Dボデー ISO400 1/20秒×20枚 RegiStax6でスタック Photoshopで画像処理 SWAT-350にて自動追尾 撮影地 東京都目黒区 撮影:SWAT加曽利様

<撮影者のコメント>
中川さま。いつもお世話になっております。私のブログに月面X30分毎の変化を掲載したのですが、それでもわかるように17時頃のシーイングがベストでした。そのときの高解像版をお送りします。90FLの底知れぬ高性能を感じます。それにしてもまだ冬の悪シーイングではないですね。これも地球温暖化の影響でしょうか。

<中川コメント>

さすがは加曽利さん。このカットは最高によく撮れていますね。これでもか!というほどの見事な写りです。これだけ写るのなら90FLレンズ欲しい、という方は多いと思います。誰でもすぐに撮れるわけではありませんが、努力次第で可能性はあるよ、ということだと思います。また、1.4倍GRテレコン【7215】の素晴らしさを物語る作例でもあると思います。月面Xはすっかり有名になりましたが、実は月面V月面Aもあります。月面Vは実は昨日も今日も見えています。月面Aは来週見えるかもしれません。月の地形が分かってくると楽しくなってきますね。
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■C/2013 US10 カタリナ彗星 2015.12.18 28:32~29:26 露出:3分×17枚、StellaImage7.1にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、Adobe Photoshop CS6により調整、フラットエイド使用 撮影場所:山梨県鳴沢村 使用機材:miniBORG55FL + レデューサー0.8×DGQ55(量産品)【7880】 D55mm f200mm F3.6 約250mm相当にトリミング タカハシ EM-10B赤道儀  + QHY5L-Ⅱ + PHD2 v2.5.0により自動ガイド カメラ:ニコンD810A ISO 1600 撮影者:沼尻 裕様

<撮影者のコメント>
八王子天文同好会の沼尻です。お世話になっております。昨夜は山梨県まで出かけて、月没後に天体写真撮影をして来ました。主目的は、明け方のカタリナ彗星の撮影です。速報として、写真をお送りします。

先日のように乱れた尾ではありませんが、何本にも枝分かれしたイオンテイルが長く伸びています。左下側にはアンチレイルが伸びて、独特の姿になっています。高度が上がって見やすい位置になっていますし、月明かりもないため、撮影しやすくなりました。今回、ニコンD810Aを購入し、初めて使用しました。

高画素機ですし、ノーフィルターでの撮影ということもあって、中央と周辺で色収差が異なるというのが若干気になりましたが、相応の画像処理をすれば、影響は減らせるでしょう。今後色々な天体撮影に、この組み合わせを使ってみたいと思っています。以上、よろしくお願いします。

<中川コメント>
今朝のカタリナ彗星です。まだまだ撮り頃ですね。沼尻さん、ついにニコンD810Aを導入です。これからどんな作品が生まれるか楽しみですね。大いに期待しています。

P.S.さきほど今日の月を見て撮影してきましたが、今日の見どころは直線の壁です。この壁、実に見応えがあります。最大の面白さは時間経過とともに壁の影の長さと海のシワが刻々と変化してくるところです。これは時間を置いて撮影した写真を比較すると変化が手に取るようにわかります。もうあなたは月の虜です。

P.S.2 今日はBORG55FL+レデューサー7880セットの発売日です。祝福するかのように見事な晴天です。さらには、品切れしていたM57ヘリコイドDXII【7761】が入荷してきました。超人気商品のため、また品切れするかもしれません。また、品切れ中だった71FLも年内最終入荷しました。これが切れると年明けの出荷となります。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

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