BORG WORLD 画像作例集

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BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】 次回入荷予定12/末~
<中川コメント>
今週の12/19(土)発売日入荷分が完売したBORG55FL+レデューサー7880セット【6258】ですが、協栄産業さんの東京店様と大阪店様の余裕分もあと少しだそうです。カタリナ彗星も冬の星雲・星団もあなたを待っています。先週末の天気は残念でしたが、今週末こそ晴れそうです。 ic405_d600_55fl-200_lprn_hd.jpg
■勾玉星雲(IC405)と散開星団M36,M37,M38 撮影日時:2015.12.4 24:34~25:25 露出:5分×9枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、Adobe Photoshop CS6により調整、フラットエイド使用、StellaImageのスターシャープフィルター使用レデューサーの対物側にサイトロン LPR-Nフィルター(48mm)を装着ic1396_d600_55fl-200_lps-v4_hd.jpg
■ケフェウス座の散光星雲IC1396, Sh2-129 撮影日時:2015.12.4 19:18~20:14 露出:5分×9枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、Adobe Photoshop CS6により調整 レデューサーの対物側にIDAS LPS-V4フィルター(48mm)を装着sh2-126_d600_55fl-200_lps-v4_hd.jpg
■とかげ座の散光星雲Sh2-126 撮影日時:2015.12.4 20:27~21:18 露出:5分×9枚、StellaImage6.5にてダーク・フラット補正後、コンポジット合成、Adobe Photoshop CS6により調整、StellaImageのスターシャープフィルター使用 レデューサーの対物側にIDAS LPS-V4フィルター(48mm)を装着

<共通データ>
撮影場所:山梨県富士河口湖町 使用機材:miniBORG55FL + レデューサー0.8×DGQ55(量産品)【7880】 D55mm f200mm F3.6 タカハシ EM-10B赤道儀  + QHY5L-Ⅱ + PHD2 v2.5.0により自動ガイド カメラ:ニコンD600(無改造) ISO 1600 撮影者:沼尻 裕様

<撮影者のコメント>
(株)トミーテック オアシス・ダイレクト 中川様。八王子天文同好会の沼尻です。お世話になっております。新月の週末は天気が良くないジンクスが働いているのか、先週末の関東周辺は曇りや雨で、新たな写真は撮れずにいます。そこで、12/4の晩に撮影した写真の続きを処理しましたので、お送りします。

勾玉星雲周辺の写真を撮ると、画角内にM38やM36が入ることは多いですが、200mmだと少し離れたM37まで、同時に撮影することができました。周辺の星雲も含め、広い範囲を撮れるのは良いですね。撮影した晩は風が強く、突風によってガイドミスしている写真もありました。しかし、小型で焦点距離も短い「ハイスピード55」なら、長い筒に比べると風の影響は小さくて済みます。

また、F3.6の明るさのおかげで、1コマあたりの露出時間は短めにでき、撮影枚数を稼げますから、ガイドミスした写真を除いても、ある程度の総露出時間は確保できます。天候の影響を受けにくい点も、この光学系の利点と言えそうです。

<中川コメント>
お蔭様でBORG55FL+レデューサー7880セット【6258】は初回完売後もコンスタントにオーダーをいただいています。ありがたいことです。沼尻さんはモニターとしていち早く入手されたお蔭で、天気の良いタイミングを逃さずモノにされました。撮影の度に写りも構図も画像処理もグーンと上達されていることが良くわかります。早く新機材に慣れることが、晴れ間が少なく撮影機会の少ない天体写真においてはとても大変重要な要素となります。
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BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】 次回入荷予定12/末~
<中川コメント>
今年の年末年始は月の条件があまり良くありません。12月25日が満月です。ただ、こういう悪条件の時こそ、新機材のテストが気楽にできるというものです。年に数回しかない絶好の晴天時に、慣れない機材でテストして失敗したときのショックを考えると、悪い条件の時に準備を万端にしてテストする。あとは天気と月齢が揃えばOKという状態にしておく。その準備が重要です。となると機材の手配準備は今するべきということになります。

ここで、今回のBORG55FL+レデューサー7880セット【6258】のこぼれ話をひとつ。上記の沼尻さんの作例画像を見て感じられた方も多いかもしれませんが、「今までのBORGと違うぞ」と思われませんでしたか?これには、隠された秘密があります。少しだけ種明かしをすると、このセットは従来のBORGとは違う設計思想で開発されたのです。まず、55FLの対物レンズは単体で望遠鏡として非常にシャープな像を結びます。望遠鏡単体でF4.5とは思えない非常に優秀な性能を有しています。そこに55FL専用のレデューサーを装着すると、世界最高の200mmF3.6望遠レンズに変身します。しかも夢のフローライト採用です。望遠鏡と望遠レンズの両雄が並び立っているのです。これは今までにない本物の望遠鏡レンズなのです。しかも、付属のヘリコイドは本セットから、より丈夫な2ピン仕様を採用。未来を写すレンズ。これはもう予約するしかないでしょう。

P.S.今日は公務員のボーナス支給後の最初の月曜日ということもあり、BORG本体もパーツも非常に良く売れました。とてもありがたいことです。今晩はふたご座流星群の極大日なのですが、全国的に天気が思わしくありません。ただ、雲間からでも見える程明るい流星が多いので諦めずに空を見上げてみてください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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