BORG WORLD 画像作例集
2015年11月30日 16:25 55FL,55FLレデューサー,D600,彗星

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■BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】価格決定!
発売は12月中旬予定 ご予約は12月上旬開始予定
<中川コメント>
ついに価格が決定しましたが、ご予約はまだ出来ません。本セットの初回生産数はわずか100台。発売日の入荷数はわずか50台です。予約開始日は12月上旬に本ブログで告知予定です。今しばらくお待ちください。【6258】光路図.jpg■BORG55FL+レデューサー7880セット【6258】価格決定!
発売は12月中旬予定 ご予約は12月上旬開始予定
<中川コメント>
前玉がフローライトレンズ。対物2枚、レデューサー4枚の5群6枚の本格的なレンズ構成です。ヘリコイドは高精度、細かいピッチと目盛とストッパー付で大好評のM57ヘリコイドDXII【7761】を標準装備。ピントの細かい追い込みと再現性に優れます。2013us10_20151128_55fl_hd.jpg
C/2013 US10 カタリナ彗星 2015.11.28 29:13.4~29:30.7 露出:15秒×30枚、DeepSkyStackerにてダーク・フラット補正後、彗星核基準でコンポジット合成、StellaImage6.5およびAdobe Photoshop CS6により調整、フラットエイド使用 撮影場所:東京都八王子市 使用機材:miniBORG55FL + レデューサー0.8×DGQ55【7880】 D55mm f200mm F3.6 レデューサーの対物側にサイトロン LPR-Nフィルター(48mm)を装着 ビクセン スーパーポラリス赤道儀 + QHY5L-Ⅱ + PHD2 v2.5.0により1軸恒星ガイド 約500mm相当にトリミング カメラ:ニコンD600(無改造) ISO 1600 撮影者:沼尻 裕様

<撮影者のコメント>
まだ低空ですので、薄明が始まってから撮影しました。さらに、満月を過ぎたばかりの月明かりと、八王子の光害の影響も受けていて、元画像では彗星頭部しか判別できませんでしたが、フラット補正やカブリ補正によって、尾がある姿が浮かび上がって来ました。青緑色の彗星頭部から、左下(南東)側にダストテイル、右上(北西)側にはイオンテイルが伸び、大きく開いたV字型をしています。

55FLと【7880】の組み合わせは、F3.6と明るいですから、短時間で多数の写真を撮影できます。薄明中だと、明るく写り過ぎて、露出オーバーに気を付ける必要がある程でした。彗星撮影では、撮影できる時間帯が限られたり、彗星の動きが速いなど、制約が厳しい場合もありますが、この明るさは大きな武器になりそうです。12月中旬頃になれば、月明かりの影響もなくなりますし、高度も上がってきますので、遠出して撮影してみたいと思っています。なお、ミニボーグ55FL + 専用レデューサー(量産品)による天体写真
http://numajiri.image.coocan.jp/nebula/miniborg55fl_photo.htmlには、既に登録済みです。

<中川コメント>
55FL+レデューサー7880セットがいかに彗星向きのレンズであるかということが実に良くわかる作例です。これからの成長が楽しみです。55FL+レデューサー7880セットは早く発売したいのですが、セットに付属のM57ヘリコイドDXII【7761】が売れすぎて数量が確保できません。発売は12月中旬も後半の方になりそうな雲行きです。予約開始後はすぐに予約されることを強くおすすめします。皆既日食のコロナの撮影にも非常に向いていると思います。
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■千葉天体写真協会の例会の様子(2015/11/29)
<中川コメント>
昨日の例会の様子です。10名の出席があり、盛り上がりました。写真は山崎四明さんのオーロラの写真ですが、実に見事でした。パナのGH4とオリンパスの新しい明るい魚眼レンズの組み合わせで、短時間露出で形が崩れていない美しいオーロラの写真を量産されました。さすがは山崎さんです。山崎さんは来年3月のインドネシア日食も行かれる予定で84歳で現役バリバリです。他にもイタリア紀行あり、太陽面のプロミネンス観望会や太陽面報告ありと盛りだくさんで楽しかったです。千葉天体写真協会も来年で32年目を迎える長寿の会となりました。

P.S.昨日11/29はBORG25年目突入記念日でした。ブログも更新していますので、合わせてご覧ください。明日から12月です。弊社の年末年始休業のご案内です。今年は12/27(日)~1/4(月)の9日間が休業となります。充実した年末年始を迎えるためにも12月はぜひお早目のご手配をお願い申し上げます。

P.S.2 最近お問い合わせが多いのが、生産中止になったマルチフラットナー6×7【8670】の使い方の質問です。あまりにも多いので、製品ページを復活し加筆しました。こちらから。高度な天体写真はフルサイズから中判へ移行するのでしょうか?ここでも昭和回帰の流れが見られます。 

P.S.3 昭和回帰といえば、最近の中川のマイブームはBCR(ベイシティ―ローラーズ)です。テレビの洋楽番組で久しぶりSATURDAY NIGHTを聞いたらはまりました。とにかく昭和が懐かしすぎていけません。アイピースのご注文やお問い合わせも多く、眼視派も復活傾向です。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

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