今回の撮影システム:55FL+7880+TOAST 撮影:稲嶺様 夜明けの空をバックに撮りました。
オリオン座中心部:55FL+レデューサー0.8xDGQ【7880】+NikonD810Aボディー 撮影:稲嶺様(沖縄県)
30秒の4コマをコンポジット、トリミングなし。街灯りの被り補正無し。左隅の諧調がおかしいのはコンポジットのせいです。
明け方のカタリナ彗星(C/2013 US10): 55FL+レデューサー0.8xDGQ【7880】+NikonD810Aボディー 撮影:稲嶺様(沖縄県)
30秒の6コマをコンポジット、トリミングなし。街灯りの被り補正無し
夜の街と稲妻 55FL+レデューサー0.8xDGQ【7880】+NikonD810Aボディー1枚撮り 撮影:稲嶺様(沖縄県) 星の撮影をしていたら遠くから雷雲が近づいて来ました。突然の強風で写真がぶれています。
<撮影者のコメント>
トミーテック・オアシス・ダイレクトの中川昇様。いつも大変お世話になっております。沖縄の稲嶺です。数ヶ月前に購入し、素晴らしい逸材だとは感じつつも コ・ボーグ36EDと67FLの狭間で輝ける場所を見つけてあげられずにいた55FLですが、レデューサー0.8xDGQ【7880】というパートナーを得て、このレンズは本来持っていたポテンシャルが一気に開花したという印象です。
休日にはフィールドに出て野鳥を撮影したり、天気のいい日には街灯りのない所に遠征し天体写真をとは思っているのですが、仕事のためになかなかまとまった自由な時間が持てません。唯一の癒やしは、夜に自宅屋上にボーグを持って上がり光害地の空で天体写真を撮ることになっています。
お手軽な撮影とお手軽な画像処理にも関わらず、ボーグレンズのお陰で自分なりに楽しめるレベルになってきました。このシステムで撮影を始めて間もないですが、フルサイズカメラでも四隅まで収差が少ないことはもちろん、切れ味が鋭く、気味が悪いほどの透明感があり正直驚いています。それと、200mmというのは魔の画角ですね。これまでカメラメーカーのズームレンズで200mmの画角を得ていましたが、セロファンテープで固定していてもレンズの重みでピントがずれたり、勝手にズームが動いたりで失敗作を量産してきましたが、これからはこのレンズのお陰でこのストレスから解放されるだけでもありがたいと思っています。
世の中のお父さんたちには、僕のように市街地でしか夜空を楽しめない人が多くいると思います。そのため添付した写真は敢えて24時間空が明るい市街地という悪条件のもと、フルサイズで光害フィルターをつけなくても僅かな露出時間でもこれくらいは楽しめるということを確認するために粗悪な出来ではありますが、写真を添付させていただきました。レデューサー0.8xDGQ【7880】はフィルターが装着できるような仕様になっており僕らのように光害に悩まされているものにとってはまさに救世主となりそうです。次のステップはフィルター装着して撮影に望みたいと思います。
.彗星や星雲など暗い天体は写野への導入にかなり苦労していましたが、今回【0630】6x30ファインダーBK(XY脚付)というまさに渡りに船というタイムリーな製品を開発していただきましたので早速90FLの分と合わせて2セット注文させていただきました。到着を楽しみにしております。新製品ラッシュで多忙の中、関東地方は寒波に見舞われているようですがどうぞご自愛ください。
<中川コメント>
今回の稲嶺様のレポートは非常に嬉しかったです。苦労が報われたというか、レデューサー0.8xDGQ【7880】を製品化してよかったと心から思いました。まさにBORGが癒しになっていることがビンビンに伝わってきて、BORGが皆様のお役に立っている!BORGをやっていて良かった!とスタッフ一同喜んでいます。今回の新製品【0610】と【0630】(追加情報あり)もさっそく2セットもご注文いただき、さらに喜んでおります。
今回の稲嶺様のレポートで改めて感じた55FLのメリットとしては、ヘリコイドに目盛があるのとヘリコイドの固定ネジがあるので、ピントの再現性があるということです。これは安心感と効率化につながります。これはカメラレンズや他社の望遠鏡にはないBORGだけのメリットです。フィルターワークも多彩なので、都会での天体写真も有利です。12月のセット販売の開始が楽しみでもあり、怖くもありという感じです。
P.S.話題の天体写真のサイトですが、またまた55FL+レデューサー7880セット向きの写真を見つけました。こちらから。この写真をみていると、55FL+レデューサー7880セットで次はどういう構図で料理してやろうか?と創作意欲が湧いてきますね。これはヤバイです。刺激を受けまくる画像ですね。ということで55FL+レデューサー7880セットは撮影者の創造力を刺激するアートレンズといえるかもしれません。アートボーグGOGO。いいかもしれません。今日は色々と嬉しい日になりました。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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