カワセミ高解像度画像1 BORG71FL+絞りM57【7057】+M57ヘリコイドDX【7758】+M57ヘリコイドLIII【7861】+ミニミニドロチューブ【7205】+1.4倍テレコンバーターGR【7215】+フジX-pro1ボデー 等倍トリミング 半手持ち ISO1000 1/450秒 撮影:中川昇
<中川コメント>距離は凄く近いです。等倍トリミングです。羽毛解像しました。嬉しいです。舞い上がります。この日1日中幸せでした。この画像をみて改めてボーグの凄さを思い知るのは、元々天体望遠鏡なので遠距離の性能が良いのは当然として、近距離の性能もよいことです。いくら近距離とはいっても他のレンズでは、ここまではなかなか写らないと思います。
カワセミ高解像度画像2 BORG71FL+絞りM57【7057】+M57ヘリコイドDX【7758】+M57ヘリコイドLIII【7861】+ミニミニドロチューブ【7205】+1.4倍テレコンバーターGR【7215】+フジX-pro1ボデー 等倍トリミング 半手持ち ISO250 1/340秒 撮影:中川昇
<中川コメント>距離近いです。羽毛解像しました。その理由は、「近いから、BORGだから、絞ったから、7758ヘリコイドでピントを合わせたから、気合が入っていたから、X-pro1だから等々」です。それにしても被写界深度の浅いこと。浅いこと。自在に絞れるボーグはその点でも他の望遠鏡よりも先を行っています。
カワセミ高解像度画像3 BORG71FL+絞りM57【7057】+M57ヘリコイドDX【7758】+M57ヘリコイドLIII【7861】+ミニミニドロチューブ【7205】+1.4倍テレコンバーターGR【7215】+フジX-pro1ボデー 等倍トリミング 半手持ち ISO400 1/600秒 撮影:中川昇
<中川コメント>本来は71FLには絞りM75【7075】がおすすめですが、絞りM57【7057】でも使えないことはありません。なるべく対物レンズの近くに装着します。ヘリコイドは2個重ねのWヘリコイドですが、やはりピッチの細かいM57ヘリコイドDX【7758】で合わせるとピントの精度が上がります。1.4倍テレコンバーターGR【7215】を使うと560mm(APS-Cだと784mm相当)になるので、この迫力になります。
今回のカワセミ高解像度画像撮影機材 BORG71FL+絞りM57【7057】+M57ヘリコイドDX【7758】+M57ヘリコイドLIII【7861】+ミニミニドロチューブ【7205】+1.4倍テレコンバーターGR【7215】(※上の画像には7215は外してあります。7215を装着するには7604を1個外します)+フジX-pro1ボデー 撮影:中川昇
<中川コメント>55FLと比べると重さはともかく長さが長い。それが71FLの最大の欠点です。ただ、持ち運びはばらせばよいので問題ありません。使用時の長さが問題です。ただ、手持ちや半手持ち撮影だとこの長さが幸いして、腕で支えるスパンが長くなるので、意外と安定してぶれにくくなります。手振れ補正がなくても半手持ちで1/250秒までは耐えてくれました。
<中川総合コメント>
しばらくBORG71FLを使っていませんでした。ただ、投稿画像の中ではやはり71FLの画像がずば抜けてシャープで写りが良いのです。しばらく55FLばかり使っていたので、久しぶりに71FLを組んだ感想は「長い!」の一言。ただ、慣れとは恐ろしいものでフィールドで30分もすると体に馴染んでしまい、次から次へと高解像度画像を量産してくれます。
これには我ながら驚きました。「やはり71FLはBORGを代表するレンズだ。」「だてに長いわけではないのだ。」しかも今回は途中から1.4倍テレコンバーターGR【7215】を装着。これが正解。焦点距離の威力と71FLのシャープさの威力。そしてフジX-pro1の解像度の高さ。以下にX-pro1の中川仕様の主な設定を記載します。
「絞り優先オート、AWB、アスティアモード、ダイナミックレンジ100%、単写、全てJPEG(シャープのみ後処理)」というところです。相変わらずRAWでは全く撮影していません。撮影後にすぐに背面液晶とEVFでこの画像が出てくるのです。というか撮影中にEVFでこの画像そのものが見えるのです。恐らく、三脚に固定してレリーズを使用してもっとピントを追い込んでRAW現像すれば、さらに凄い画像が撮れると思います。
重要なことは、これが半手持ち撮影、JPEG撮って出しのお気軽撮影で撮れていることです。大前提として人馴れしたカワセミちゃんと会えることという条件付きですが・・・。でも都市周辺のカワセミなら実はそう難しいことではありません。今回の画像に刺激を受けたあなた、今週末はこの画像を味わえる「可能性」を信じてBORG沼にはまってみませんか?私はこの画像が撮れたおかげで1日ウキウキですこぶるご機嫌だったのはいうまでもありません。
■2014-2015ご愛用者カードご紹介その2
<中川コメント>
この12月~1月に弊社に届いたご愛用者カードの一部をご紹介するコーナーの第2回です。参考にしていただければ幸いです。今日1月13日も多くのご愛用者カードが届きました。今日届いたお客様には、今週中にお礼の品豪華7点セットを送付いたしますが、残念ながら今日でサービス品のBORGポーチが終了しました。(※一部今日弊社着でもポーチが間に合わないかもしれません)これから届く分に関しましては恐縮ですが、BORGポーチなしでの発送になりますので、何卒ご了承ください。
P.S.生産中止品のお知らせです。【3105】が生産中止で在庫も完売です。勝手ながらご了承ください。今後も続々と生産終了品が出る予定です。BORG沼の住人の方に置かれましては、長年の勘でこれはやばいかも?という製品は確保された方がいいかもしれません。
P.S.2 3連休は10日は疲れが溜まっていたので久々にゴロ寝の休日でした。でもゴロ寝ではストレスが溜まるばかりで、11日は朝から川にカワセミ狙いで出撃。前日夜の撮影準備の楽しいこと楽しいこと。BORGの楽しみは撮影前夜から始まるのです。パーツの組み換え作業だけでもあっという間に時間が過ぎていきます。この時間が実に楽しい。当日のシミュレーションをしながら、あの橋のたもとのステップにカワセミが止まる場合は、あのヘリコイドとあのテレコンの組み合わせで行こう!とかあの枝から飛び込むシーンはレデューサーとあのデジカメの組み合わせで行こう!とか想像するわけです。
P.S.3 ああ、もうたまりません。このシミュレーションのことを内ボーグと名付けました。対して外ボーグとはもちろん実践です。ボーグの場合、ただの実践ではありません。ボーグの場合、マニュアルフォーカスが基本なので、眼と手を使います。想像力が必要なので頭も使います。歩くので足も使います。カワセミの生態を音や匂いで判断しますので、聴覚や嗅覚も研ぎ澄まされます。ヘリコイドやシャッターの感覚はまさに触覚です。最後の味覚は撮影後のご褒美の食事でしょうか?ことのほかおいしいのです。
P.S.4 というわけで、5感をフルに発揮するウォーキングボーグは、まさにボケ防止どころかボケ封じの飛び道具です。この作業が面倒になってきたら危険信号かも?とにかくこのスタイルで高解像度画像をGETできると、ありとあらゆるストレスから解放されて頭も体もスッキリ!さわやか!こんな安上がりなストレス解消法はありません。
P.S.5 というわけで今日も投稿画像が途絶えません。にも拘らず自分の画像を優先するオレ。すいません。どうしても見て欲しかったわけです。71FLの実力を。71FLは現在白黒ともにほぼ即納です。その気になったら行動あるのみです。休み明けの今日は測ったように71FLのご注文が集中しています。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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