カワセミ3態・共通データ:BORG77EDⅡ(直焦点)+CanonEOS7Dボデー 撮影:J.J 様
<撮影者のコメント>
中川様。こんにちは、J.Jでございます。BORG90FLの作品写真を拝見しましたが、素晴らしい絵に驚いております。以前にもお伝えしましたが、わたくしの撮影お仲間の方が早く手にしたいと待ちこがれてられます、いよいよ最終準備等で大変でしょうが、頑張ってくださいね。
本日撮影しました、カワセミ一番子の幼鳥が綺麗に撮れましたのでご覧ください。まだあどけない表情が可愛くてなりません。撮影は BORG77EDⅡ+CanonEOS7D でのテレコンなしの直焦点マニュアル撮影です。
<中川コメント>
投稿常連のJ.J 様 らしい、ノイズの少ない美しい作品です。また、ロングセラーの77EDIIがいかに基本性能に優れているかがよく分かる作品でもあります。新製品の90FLは今日も価格未発表の状況でも予約をしたいとのお問い合わせをいただきました。有難いことです。現在の見込みでは7月中旬に仕様・価格発表→予約開始→7/末発売予定(初回入荷予定数50台)という段取りです。発表まで今しばらくお待ちください。
カワセミ8態:給餌・飛翔・ホバリング BORG71FL+絞りM75+マルチフラットナー1.08×【7108】+ペンタックスK-3ボデー 撮影:笠井高明様
<撮影者のコメント>
中川さま。「引き伸ばしレンズ」発売も順調のようで、次の新製品BORG55FLの発売を期待しています。
先週日曜日にデビューしたカワセミ雛(親に給餌を受けている間は雛と表現します。)は順調に巣から親鳥に誘導され現在4羽から5羽位が確認されています。この時期独り立ちした新米幼鳥が侵入してきて、池には常時2羽のカワセミが確認されいますが、主のカワセミから追い出しスクランブルを掛けられるのが幼鳥で、給餌を受けるのが雛と区別しながら撮影を楽しんでいます。
幼鳥の画像を拡大すると足の表面が黒く内側が少し赤くなっているので雛と判別出来ます。幼鳥は葦の中へ隠れていて主が居なくなると出てきては餌捕りしたり雛と仲良く?並んだりするので、見ただけでは雛か幼鳥か区別が付きづらいので雛の総数が確定出来ない要素になっています。川の雛は数百m離れて点在しているので給餌のシーンを狙う方法は給餌を受けた雛を見つけ、受けていない雛の傍に言って待って撮影します。
雛は魚を受取るのが早い個体と下手な個体が居るので、これを見分けると給餌の撮影が楽になります。下手な雛は受取るまで時間が掛るので、親鳥が餌を咥えて鳴きながら飛来するのを確認してから駆けつけても間に合います。そして給餌に時間が掛るのを利用して撮影位置も変更が可能になります。
水曜日はカワセミ病が悪化し、有給休暇を取って治療のため撮影に出かけ、雛へ給餌の画像が撮影できましたのでお送りします。残念ながら雛祭りは親1羽と雛2羽しか撮影できませんでしたが、雛も少しづつ飛べるようになってきたので今週末あたりに期待が持てそうですが無情にも天気が悪そうです。
翌日は出勤前に池の様子を見に行きました。親鳥は頻繁に現れ餌捕りして川の雛に運んでいるので、桜枝の高い場所に止まると目の前でホバリングする事が多いので、それを狙って待つと7~8秒ホバってくれました。少し暗い場所で背景をぼかしたいので絞りは解放でISO感度もSSが1/500秒以上が確保出来るようにISO1000に設定しました。個人的には羽が解像するSS1/1600秒以上が好きですが、暗い場所を考慮するとこの設定では羽がボケてしまいますが、スピード感が表現できると言う意見もあります。
まず止まった枝に置きピンしてホバしそうな場所を向け、ホバったらファインダーにカワセミを抑えてフォーカスを確認し、ボケていたらヘリコイドを廻して合わせます。今日は今年最高のホバが撮影でき、後ろ髪を引かれることなく大満足で会社に出勤できました。子育て時期は給餌、水浴び、ホバと色々なシーンが撮影できるのでカワセミ病治療には一番良い時期のようですが、無情にも毎年梅雨時期の雨に悩まされるのが辛いところです。
<中川コメント>
こちらも投稿常連の笠井さんの作品です。公式にはまだ投稿画像は受付再開はしていませんが、投稿常連の方は特別にお受けしています。何卒ご了承ください。笠井さんのカワセミ撮影出動回数は年間120日以上と推測しますが、さすがにここまで行くとマニュアルフォーカスで全然OKという感じです。ピントも撮影タイミングもお見事です。「71FLもK-3も実に良く写るなあ」というのが素直な感想です。
■BORGユーザーの山崎四明さんが天体写真集を発刊!
<中川コメント>
5月25日の本ブログでも紹介しましたが、BORGユーザーで中川の天体写真仲間(千葉天体写真協会の会員)でもある山崎四明さんの天体写真集「絶景・天空のイベント」(誠文堂新光社刊)が今日7月4日発売されました。ネットショップでの販売が中心で、スターベース東京店やコプティック星座館でも取扱しているそうです。実は私も本書の「あとがき」を書かせていただきましたが、この本は以下の点でかなり画期的だと認識しています。
●一アマチュア天体写真家がきちんとした出版社から個人の天体写真集を出した点。
●このこと自体が珍しいのに加えて、ネット流通にもきちんと乗っている点。
●この本が売れれば、二匹目のどじょうで続々とアマチュアの天体写真集が発売されるかも?という点。
●定年退職後から天体写真を開始して、82歳でこの次元まで達したという点。
●このことはリタイヤ組の方々に大いなる勇気を与えるだろう点。
●ガチガチの天体写真でなく、日食やオーロラや彗星など一般の方に受け入れやすいイベント中心の構成である点。
●しかも組写真を多用するなど初心者に見やすく読者の視点に立っている点。撮影のエピソードも詳しい点。
■8月号の天文ガイドでも山崎さんが紹介されています。8月号はぜひ買いましょう!カメラレンズの天体写真テストの記事やBORGの入選作も掲載されているなど必見です!
<中川コメント>
7月5日発売の8月号の天文ガイドにもカラー2ページで山崎さんの記事が紹介されています。左の写真にはBORGが3台写っていますが、山崎さんは実はほぼ全てのBORG(P25~125SD)を所有されています。先日も本ブログで紹介させていただいた=毎年夏恒例の千葉天体写真協会の「星の写真展」(今年で14回目!)が2014年7月20日(日)~27日(日)まで<21日(祝)は休館日、10時~17時、最終日は15時まで>柏市の中央公民館にて開催されます。=写真展会場でもこの本が展示されるとともに、本写真集に掲載されている写真の一部の生プリント(大きなサイズなので大迫力)も展示されます。会場ではBORG90FLの展示品も見られますので、ぜひ、お越しください。
P.S.今日も盛りだくさんの内容でした。やはり、面白くてためになるネタを書いている時が一番楽しいですね。週末は90FLの商品撮影という大仕事が待っています。この商品写真次第で90FLの売れ行きが変わるので手を抜けません。90FLの良さを120%引き出すべく全力を傾ける所存です。一方、カワセミの幼鳥が続々と川デビューしている様子を聞くと撮影も行きたい・・・。また、太陽黒点も久々に賑やかになっています。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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