撮影機材：コ・ボーグ36ED＋絞り57【7057】＋7885＋E-M5＋TOAST　撮影：印牧様　撮影地：南伊豆方面河津町
＜中川コメント＞まさに弊社が狙っている使い方です。レデューサー7885を流用して撮影されています。TOAST-pro情報ですが、新品1台のみ即納です。メーカー切れ中の超人気商品ですが、特別に直販でお受けいたします。直メールください。 

二重星団：コ・ボーグ36ED＋絞りM57＋7885＋E-M5＋TOAST　ISO3200　露出60秒　撮影：印牧様　撮影地：南伊豆方面河津町
＜中川コメント＞条件の良いところで撮影するとわずか1分露出でも星の数が全然違います。特にオレンジ色の星の色が非常によく出ているのに驚きました。

二重星団　ELニッコール50ｍｍＦ2.8→Ｆ4+M42ヘリコイドシステム＋Ｅ-Ｍ5　ノートリミング　撮影：印牧様　撮影地：南伊豆方面河津町
＜中川コメント＞これは驚きました。凄くシャープですね。砂をまいたように無数の星々が写り込んでいます。ELニッコールの天体写真特性の高さを物語っています。　

M45　ELニッコール50ｍｍＦ2.8→Ｆ4+M42ヘリコイドシステム＋Ｅ-Ｍ5　トリミング　撮影：印牧様　撮影地：南伊豆方面河津町
＜中川コメント＞ELニッコールは絞るときれいな光条が出るのも特長のひとつです。

花火　ELニッコール50ｍｍＦ2.8→Ｆ8+M42ヘリコイドシステム＋Ｅ-Ｍ5　撮影：印牧様　撮影地：南伊豆方面河津町
＜中川コメント＞ELニッコールはM42ヘリコイドのお陰でピントが出しやすいので、花火に正確にピントを合わせることが可能です。よく見ると左の花火の光点に絞りによる光条が発生しています。珍しい写真です。

＜撮影者のコメント＞
おひさしぶりです。中川昇様。立川在住の印牧です。早速、ＢＯＲＧ36ＥＤを入手して、ＢＯＲＧ沼に陥った接続リングを見繕って1枚目の機材を作ってみました。中々、夜空を撮影する天候に恵まれず、先日、家族旅行で立ち寄った南伊豆方面河津町にて、天体を撮影しました。

また、宿泊した日は、今井浜打上花火大会があり、家族で宿泊先近くの足湯につかりながら花火を撮影しました。やはり、旅先には他のカメラレンズよりＥＬニッコールの方が、目で見たまま精彩に撮影できることがとても良いし、何回でも使いたくなるレンズです。あと夜空撮影は、ポータブル赤道儀ＴＯＡＳＴ ＰＲＯを使い、ＢＯＲＧ36ＥＤで撮影した二重星団（ＩＳＯ3200、露出時間60秒）は、7885レデューサー使いましたが周辺の像は流れはしますが、中央部の二重星団はしっかりと点像に撮れていたことは嬉しかったです。まさにＢＯＲＧ36ＥＤは、ポータブル赤道儀に合った機材だと感じました。中々難しいいでしょうが36ＥＤ用のレデューサーがこの世に生まれれば一番良いし、この先楽しみに気長に待っています。まだまだ、暑い日が続きますがお身体に気を付けてブログ更新を楽しみにしております。立川在住の印牧より

＜中川総合コメント＞
印牧様からは以前も素晴らくシャープな星野写真をお送りいただきましたが、基本的な撮影手法がしっかりしているせいで、今回も実にシャープな画像です。お見事です。これをみると皆さん、TOASTも36EDもELニッコールも欲しくなりますね。物欲刺激しまくりです。

奈良の土産店　FUJI　X-pro1ボデー＋50155016＋7843＋7840＋7844＋ELニッコール50/2.8N　撮影：中川昇　2013/08/14
＜中川コメント＞通はカメラレンズは使いません。引伸ばしレンズでいかに味のある作品を撮るかに集中すると飽きません。FUJI　X-pro1はフィルム感覚で仕上がるので特にELニッコール向けのボディだと思います。今年の奈良は外人が非常に多く、デジカメ持参の方もたくさんおられました。ただし、ほとんど一眼レフばかりです。やはりカメラといえば一眼レフというイメージなのでしょう。

 奈良興福寺の鹿　FUJI X-pro1ボデー＋50155016＋7843＋7840＋7844＋ELニッコール50/2.8N　撮影：中川昇　2013/08/14
＜中川コメント＞中心のシャープさと背景のボケの美しさに注目してください。
奈良燈火会（浮雲園地）　FUJI X-pro1ボデー＋50155016＋7843＋7840＋7844＋ELニッコール50/2.8N　撮影：中川昇　2013/08/14
＜中川コメント＞奈良燈火会には大勢の観光客が来ていました。イベントとしては大成功でしょう。天体と違い、天気に左右されにくい光のイベントはこれからもニーズがあると思います。

奈良燈火会（国立博物館前）　FUJI X-pro1ボデー＋50155016+7843＋7840＋7844＋ELニッコール50/2.8N　撮影：中川昇　2013/08/14
＜中川コメント＞ミラーレス一眼＋引伸ばしレンズでの撮影は主体が撮影者にあるので、撮影時の満足感や撮影後の充実感が全然違います。この沼にはまると、いかに人と違う写真を撮るか？がメインテーマとなりますので、視点があたらしくなり、創造性が刺激され、結果的に幸福感が高まるという構図です。

■引伸ばしレンズ新合焦表掲載
ボーグユーザーのM様から、お手持ちの引伸ばしレンズとカメラを使用して、合焦情報の表を作成していただきました。合焦情報で困っている方の参考に少しでも役に立てばと好意でお送りいただきました。M様ありがとうございます。メーカーで合焦を保証するものではありませんが、何も手がかりがないよりははるかにましだと思いますので、参考情報として掲載させていただきます。

●【参考情報】M42ヘリコイドシステム：ELニッコール各種合焦表
●【参考情報】M42ヘリコイドシステム：EXフジノン各種合焦表
●【参考情報】M42ヘリコイドシステム：ロダゴン50/2.8合焦表

●【ゴン川野の阿佐ヶ谷レンズ研究所】『M42ヘリコイドシステム』で引き伸ばし用レンズが復活（2013.08.14）にM42ヘリコイドシステムとコ・ボーグ36EDが紹介されました。こちらから。

＜中川総合コメント＞
最近M42ヘリコイドシステムが注目を浴びており、嬉しい限りです。BORGのかゆいところに手が届くパーツあってのシステムではありますが、熱心なボーグユーザーの支えがあっての広がりでもあります。これからもさらに使いやすいシステムの構築を目指します。

■BORG胎内星まつり情報 
えっ！BORGが胎内星まつりに出るの？と誤解なさらないでください。ただ、出ないのか？という声は例年になく多くいただきました。そして、応援団？の方々がBORGを宣伝してやるよ、という感じで今年は以下の4社のブースで展示（一部販売）していただくことになりました。
●協栄産業ブース：BORG製品の展示・販売（今回はB品の販売もあるようです）
●遊馬製作所ブース：BORG製品の展示・販売（ガラクタ市もあるようです）
●BENROブース：BORG製品の展示（BENROの三脚上にBORG本体の展示のみ。販売はしません）
●外山電子ブース：コ・ボーグ36EDの展示・説明（販売はしません）

以上のようなわけでBORGからは誰も行きませんが、応援団の方々のご協力のお陰で製品に手を触れることは可能です。実は私はビクセンの営業時代に1984年の初回から参加させていただき、アトム店長時代に2回、BORGに入ってからも数回参加させていただきましたが、いつのまにか疎遠になってしまい、10数年参加していません。30年間でまつりの性格は大きく変わり、一般の方の参加が非常に多い裾野の広い星祭りに成長したようです。参加される方はぜひ上記4ブースにお立ち寄りください。

P.S.今日も情報満載のブログです。お客様から続々情報をいただき、ありがたい限りです。望遠鏡メーカーでここまで手をかけて情報発信をしているメーカーは他にはないので、凄い数のアクセスをいただいています。中西さんからも36ED＋1.1倍フラットナーによるいるか座新星のシャープな作例が届いています。

P.S.2　そんな中、23日～26日に遅い夏休みをいただきますので、23日（金）と26日（月）のブログの更新はありません。67FLと36EDの作例を撮り貯めてくる予定です。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

いよいよ！26日（月）締め切りです！JBF2013全日本鳥フォトコンテスト作品募集中！豪華賞品が貰えるかも？BORGの威力をみせつけましょう！