BORG WORLD 画像作例集
2013年5月 8日 18:15 36ED,NEX6,Q,建物,

DSC02924s.jpg

36ED+絞りM42P1+7315+ソニーNEX6ボデー 撮影:BORGスタッフF 撮影地:神戸市 
<中川コメント>
チューリップの黄色はデジカメが苦手な色です。ベタッとして階調が出ないのが普通なのですが、この画像は飛んだところもつぶれたところもなく、見事な黄色が表現されています。36EDとNEXの相性は非常によいようです。 DSC02886s.jpg

 36ED+絞りM42P1+7315+ソニーNEX6ボデー 撮影:BORGスタッフF 撮影地:神戸市 
<中川コメント>
白いバラもデジカメの苦手な対象です。通常、この白は飛ぶかつぶれるかどちらかなのですが、見事な階調と立体感で、実にリアルに表現されています。2枚玉の特長かもしれません。

DSC02887s.jpg

 36ED+絞りM42P1+7315+ソニーNEX6ボデー 撮影:BORGスタッフF 撮影地:神戸市 
<中川コメント>
このバラも美しい。ただ美しい。自然です。あくまで自然です。レンズを通過していないのではないか?と思うほど高い透明感。手を出せば届くのではないかと思うほどの臨場感。恐るべし36ED。200mmF5.6EDマクロです。  DSC02889s.jpg

 36ED+絞りM42P1+7315+ソニーNEX6ボデー 撮影:BORGスタッフF 撮影地:神戸市 
<中川コメント>
参りました。中川脱帽です。このポピーが天体望遠鏡で撮影したなんて信じられますか?私は信じられません。ここだけの話、本当にF君が撮影したの?と思いました。オーマイボーグ! DSC02908s.jpg

 36ED+絞りM42P1+直進ヘリコイドS【7315】+ソニーNEX6ボデー 撮影:BORGスタッフF 撮影地:神戸市 
<中川コメント>
最後の作例もコメントに困ります。もう表現する言葉が見つかりません。絶句です。一連の画像を見るたびに衝撃で喉がカラカラに渇いている自分がいます。まさか、まさかの36ED。200mmF5.6EDスーパーマクロです。

<撮影者のコメント>
このGWは36ED+NEX6でテスト撮影しました。今回は神戸ハーブ園で望遠マクロ的な使い方を試してみたところ大当たり。写りすぎです。とにかくシャープです。立体感や前後のボケ、透明感が気に入りました。どことなくカールツァイスの味に似ているような?(本人はそれを凌駕している気でいます)とにかく撮影が楽しくて同行者に愛想をつかされてしまいました。

NEXとの相性は、作例の通りかなり良いと思います。APS-Cなので周辺の収差が心配でしたが、M42絞りで絞ったところ大きく改善しました。また、F5.6という明るさのせいか、ピーキング機能が良く働きました。それもあって、ピンボケゼロという圧倒的な歩留まりの良さには驚きました。

シャープをかけるまでもなくレタッチいらず、JPEGとってだしでリサイズのみ。ものぐさなスタッフFには嬉しい限りでした。ベストショットが多すぎて、選ぶのに苦労するという嬉しい悲鳴も...

ここまで充実した撮影ができたのは、初めてボーグを使った時以来かもしれません。(ミニボーグ50で京急を撮影したときです)それぐらいの新鮮なインパクトがあります、凄いぞ!36ED!

<中川総合コメント>
ユーザーからの投稿画像なら許せるといいますか、まだ冷静でいられるのですが、ことBORGスタッフからこれだけの高いレベルの作例画像が出てくると複雑な感情が入り乱れてしまい、とても冷静ではいられません。ここまで作例で感情を揺さぶられたのは珍しいです。藤野さんのカワセミ以来かもしれません。

GWが明けて、スタッフFが「中川さん、見てください」と言ったときの、普段はshyなFの自信ありげな態度に悪い予感はしていましたが、これほどとは・・・。すでに36EDは発売前からレジェンドの世界に突入した感があります。 他の作例もスゴイ凄いすごいので、日を改めて掲載する予定です。

36ed001.jpg 東京タワー BORG36ED+直進ヘリコイドS【7315】+M42AD(NEWパーツ)+7843+5014+ペンタックスQボデー リサイズ 撮影:スタッフⅠ
<中川コメント>
東京タワーの中に居る人々がクリアーに写り込んでいます。絞りなしですが、ペンタックスQの5.5倍相当という狭い画角に助けられて、写野の隅々までシャープです。まさにいいとこ撮りです。36EDの威力でQの新しい使い方が生まれました。 36ed002s.jpg

東京タワー BORG36ED+直進ヘリコイドS【7315】+M42AD(NEWパーツ)+7843+5014+ペンタックスQボデー リサイズ 撮影:スタッフⅠ
<中川コメント>
ペンタックスQの欠点のひとつは、拡大率が高い分、レンズの色収差が強調される傾向があるのですが、36EDはそのようなことはありません。非常にシャープで欠点のないレンズだと思います。特にQ向きのレンズと言えると思います。1100mmF5.6EDレンズとなるわけです。※追記:展望台の窓に赤い丸いものが写り込んでいますが、拡大してよく見ると、何と展望台の内側にあるぼんぼりのようなものでした。さらに良く見ると展望台内のあるモニターなども写っていて、驚くばかりの解像度です。これだけシャープだと画面の隅から隅まで目を皿のようして空中散歩の如く楽しむことが出来ます。

36ed003s.jpg

東京タワー BORG36ED+直進ヘリコイドS【7315】+M42AD(NEWパーツ)+7843+5014+ペンタックスQボデー リサイズ 撮影:スタッフⅠ
<中川コメント>
何と美しい構造物でしょうか!東京タワーって。実は私は東京タワーが好きで10回近く昇っています。でも本当の東京タワーの面白さは少し離れてみた姿にあるのです。スタッフⅠはそのことを知っていました。しかも見下ろす姿がさまになることも・・・。ちなみに六本木ヒルズの前庭から見る東京タワーと満月も絶景です。

36ed005.jpg

今回の撮影機材:BORG36ED+直進ヘリコイドS+M42AD(NEWパーツ)+7843+5014+ペンタックスQ 撮影:スタッフⅠ
<中川コメント>
白鏡筒もお洒落ですね。両方欲しくなりますよね。直進ヘリコイドSもスマートに装着できるので、Qとのマッチングが実に素晴らしいです。36EDはスタッフⅠが一から設計した自慢の新製品です。これだけ前評判が高く、かつ自分でも良い画像が得られれば開発者冥利に尽きるというものです。

<撮影者のコメント>
スタッフⅠです。六本木ヒルズで行われている観望会へ参加してきましたが、当日は生憎の雲空。天候回復まで待てなかったので星空は諦め、狙いを夜景に変更して撮影テストを行いました。

36EDとペンタックスQの組み合わせでは換算1100mmという超望遠となる上、EDレンズの性能も加わり1.5km先にある東京タワーの展望台の中にいる人影まで分かるレベルで、一部画像を小さくしての作例となりました。土台近くを写した画像では、鉄骨のリベット一つ一つ、間を走る細いワイヤーまで確認できます。

9km以上先の東京ゲートブリッジでも高感度設定の割に解像感は悪くなく、心配していた夜景撮影時のピント合わせもヘリコイドSの併用で比較的楽に行えました。しかもミラーレスカメラよりも更に小さいセンサーサイズのQシリーズでは周辺がトリミングされ、全体としてなかなか良い描写ではないでしょうか。

強い光源に対しても思いの外強く、絞りや植毛紙の工夫次第では更なる描写も期待出来そうです。その一方で、あまりにコンパクトかつ軽量な鏡筒システムの為、ついつい今使ってるのが望遠レンズだというのを忘れて安易にシャッターを切ってしまい、カメラブレの画像となってしまうケースもありました。(今回のテストには間に合いませんでしたが三脚台座も開発中です)

今回の実写テストを踏まえ、量産直前ですが期限ギリギリまで完成度を高めるべく作り込みを行いたいと思います。

<中川コメント>
開発者自ら撮影すると色々なことが見えてきます。ただ、36EDは面白すぎて夢が広がりすぎて、思いついたものを片っ端から開発しているとキリがないというのが正直なところです。今のBORGは新製品のネタに困ることは全くありません。むしろ、どれを優先にしようかということで悩んでいます。スタッフⅠは非常に柔軟な発想の持ち主なので、これからも続々と面白い新製品が出てくるでしょう。ご期待ください。

<中川総合コメント>
BORGスタッフのFもⅠも、この1年でとても大きく成長してくれました。もう私が居なくても、かなりのことを任せることが出来るまでに成長しました。実に嬉しいことです。伸びる会社はNO2がポイントだといいますが、そういう意味ではBORGはNO2が成長してきているので、将来も安心かもしれません。もちろん、気を緩めることなく、他社さんから「BORGさんにはとても敵わない」と言われるように圧倒的に優位性のある製品とサービスとマーケティングの質を維持できるように心がけていく所存です。

P.S.今日は細かいご注文は一段落しましたが、大物125SDが動き出しました。ありがたいことです。また、BORGHPへのアクセス数も飛躍的に伸びており、これからも期待できそうな動きです。 値上げ前の駆け込み需要もかなりあります。本体関連の新価格は来週中には発表できる予定です。その辺も睨みながら、36EDも横目で見ながらこの夏の購買行動を決めていただければと思います。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

カテゴリー
バックナンバー
ページトップへ戻る