レッサーパンダ BORG36ED+K-5ボディ トリミング・リサイズ 撮影:スタッフI 撮影地:横浜野毛山動物園
<中川コメント>
36EDだと細いので威圧感がなく動物も油断するのでしょうか?良い表情を引き出しています。
フラミンゴ BORG36ED+K-5ボディ ノートリ・リサイズのみ 撮影:スタッフI 撮影地:横浜野毛山動物園
<中川コメント>
フラミンゴの水浴びの飛沫が実にシャープに描写されています。普通の200mm望遠では撮れない解像感だと思います。
フンボルトペンギン BORG36ED+K-5ボディ トリミング・リサイズ 撮影:スタッフI 撮影地:横浜野毛山動物園
<中川コメント>
ピントの合ったところのシャープさとボケたところのボケ味。このギャップが大きければ大きいほど主題が引き立ちます。
テンジクネズミ BORG36ED+K-5ボディ トリミング・リサイズ 撮影:スタッフI 撮影地:横浜野毛山動物園
<中川コメント>
ネズミの眼の中の風景に注目してください。眼の中に撮影者を含めた別の世界が写り込んでいます。その細さを生かして網や柵もなんのその。36EDだけに許された描写だと思います。
<撮影者のコメント>
横浜の野毛山動物園にてZoo Borgを楽しんできました。フラミンゴの水浴びシーンでの水しぶきや、テンジクネズミの瞳に写る風景に注目してみて下さい。
36EDに組み合わせたボディがK-5でしたので周辺は若干甘い描写もありましたが、トリミングやリサイズ後でも解像感を生かして編集出来るので、今回は現地で出来るだけ多くシャッターを切るようにしました。
シーンによってはシャッタースピードを上げて連写をしましたが、ボディからレンズを制御する必要のないBORGシステムであれば高速連写も軽快です。
今回は動物園という事もあり、周りのお客さんもデジタル一眼にズームレンズや大きな望遠レンズを構えて撮影されていました。その傍らで小さな36EDでお手軽撮影をしているのが気になるらしく、何度かプレビュー画面を覗き込まれる事も。
撮影した作品だけではなく、撮影する楽しさや撮影スタイルにも新たな喜びを与えてくれそうな36EDです。
<中川コメント>
今日は朝からBORG36ED開発スタッフのIの眼が輝いていて、いきなり動物園の話をするので何かと思ったら、36EDでZOOBORGをしたとのこと。しかも野毛山動物園とはやられた!そこは私が予定していたのに・・・。というわけで、ZOOBORGの話をしだしたら止まりません。よほど感動したのでしょう。
やはり、その道具を使ったときに「どれだけ心が動かされるか?」つまり「どれだけ感動するのか?」が大きなポイントであるということです。スペックよりも感動の方がはるかに大事だということです。
あなたがこれから買おうとしている道具は、「撮りたいと思う画像が効率的に得られる道具」なのか?それとも「使いこなすまでは時間がかかるが、撮りたいと思う画像、期待していた画像をはるかに上回る画像が得られる道具」なのか?を見極める必要があります。視点としては、どちらの道具が感動するかということです。後者でしょう。予定調和を崩してくれる道具の方が遥かに感動し愛着も湧くはずです。
オリンパスのE-P5の新製品発表会で「製品への愛を持ち、魂を込めて開発を行う。」「E-P5では、これまでのPEN Pシリーズに、「喜び」というキーワードを新たに加えた。」「開発者全員が、一人が月1000枚、年10000枚の写真を撮る。」というプレゼンをオリンパスの開発の責任者の方がされたそうですが、これは名言だと思います。あなたが買おうとしているその道具。開発者が感動しながら開発したものかどうか?カタログやサイトや製品から愛や感動が感じられますか?それがないと購入者が愛着を持ったり感動したりするはずがない!私はそう思います。
ただ、スペックだけで選んではいけません。そこに感動や喜びが、心が動かされる何かがあるのかないのか?その視点を持ち続ける人だけが、長く愛用できる道具を得ることができるのだと思います。「BORG+PEN」最高のコンビではないでしょうか?
機材:デジボーグ50FL望遠レンズセットA+ SONY NEX-3 撮影データ:1/320秒、ISO200、WB:オート JPEG/4592*3056から中央部原寸切り出し・無加工 撮影者:佐藤様
今回の撮影機材:50FLに他社製フォーカシングハンドルと回転装置付
<撮影者のコメント>
初めまして、神奈川県厚木市に住む佐藤と申します。自宅で星を見る(撮る)には若干厳しい環境なのであちこち出かけるのですが、ある程度の性能と機動性を兼ね備えた物ということで、「デジボーグ50FL望遠レンズセットA」を購入させていただきました。
が、その見えっぷりには正直驚いております。空がよろしくない自宅ベランダからでも赤道儀に載せなくても土星は土星らしく撮れますし、月面もなかなかのものです。常用していた他社製8センチED屈折と比較しても遜色ない感じです。(焦点距離を別にすれば、写りだけなら上かも)
先日新月前の細い月を自宅から狙っていたのですがあいにく雲に阻まれ、悔し紛れにガラス窓越しに2キロ弱先の川を撮ってみましたところ、ちょっと開いた口がふさがりませんでしたのでレポートさせていただきます。(添付画像)
月を狙ってそのままだったためピントもテキトー、昇る朝陽の逆光を窓ガラス越しにまともに受けるという最低の1枚ですが、たまたま写っていた釣り人の持つ釣り竿まで解像しているのにアゼン!です。
テレコンもレデューサーもフィルター類もなんにもナシの素ボーグに超初期型NEX-3でろくにピントも合わせずここまで写ってしまうと、カメラ換えてまじめにじっくり撮ったらどうなるんだろうと、今後の撮影対象などいろいろ考えてしまいます。
もう1枚の画像は購入したままの望遠レンズセットAですが、回転装置に載せた関係でヘリコイドの位置を後部に寄せています。(重心が後ろに来るので鏡筒バンドを追加して2点止めにしています。)あと、直進ヘリコイドが個人的にやや苦手なのでフォーカシングハンドルを付けています。回転半径が大きくとれて微調整が楽なのと、回転装置を手がかりに手を固定できるので、操作時のブレが少なくてすむようです。
以上、簡単ですがご報告まで。画像2枚添付いたします。よい製品をありがとうございました。
<中川コメント>
佐藤様、素直な感想をありがとうございます。佐藤様もBORGで感動し、喜びを素直に表されていますが、この表現が非常に重要なのです。外部に向けて感動を素直に表す。BORGは誰でもそうせざるを得ない魔力を持っているのです。これはとても重要です。大事です。外部に発信することにより、それを見た方聞いた方が興味を持ち、それがさらに伝播していく。そしてこの感動と喜びを独り占めせず他の方と分け合っていく。理想的な展開です。これからも素晴らしい作品と素直な感想を期待しています。
P.S.今日から月面が見ごろ、撮りごろです。また太陽面もまた賑やかになってきました。土星も撮影の好機です。天気も安定してきました。梅雨に入る前のこの時期は天体写真を撮る絶好の時期です。明日は午後から外部打ち合わせのため、ブログの更新はない予定です。ご了承ください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
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