ケアンズ皆既日食 ダイヤモンドリング BORG77EDII+EOS7D+TOAST 撮影:山崎明様
ケアンズ皆既日食 コロナ BORG77EDII+EOS7D+TOAST 撮影:山崎明様
ケアンズ皆既日食 ダイヤモンドリング BORG77EDII+EOS7D+TOAST 撮影:山崎明様
今回の撮影機材(機材撮影は自宅):BORG77EDⅡ+LMF-1[9868]+M57回転装置DX[7352]+EOS 7D+TOAST(旧型) 雲台 マンフロット ギア付きジュニア雲台 410×2 カメラとTOASTを接続する方のクイックリリースプレートをKIRKクイックリリースクランプSQRC-3157に変更 カメラのL-ブラケット KIRK EOS 7D用 BL-7D バランスをとるためにカメラとBORGの間を接続しているプレートはBENROレンズブラケットLB-300+ベンロのユニバーサルプレート 撮影者:山崎明様
<撮影者のコメント>
トミーテック 中川様 はじめまして。BORGを使ってケアンズ皆既日食撮影をしてきましたのでご報告いたします。ケアンズ市内からバスで1時間半ほど内陸に入ったマリーバで観測しました。
薄雲はかかっていたのですが、日食開始後15分で雲の上に太陽が昇ってきてからは厚い雲にさえぎられる事なく観測できました。太陽の高度が低く、薄雲や気流の状態もあまりよくなかったため、シャープには撮れなかったことがちょっと残念です。初めての皆既日食撮影だったので、事前に色々とシミュレーションしてはいたのですが本番になるとあわててしまい、思い通りには撮影できなかったですね(苦笑)
フィルターはアストロソーラーフィルターをすみやかに着脱できるようにかぶせ式に自作しました。ギア付きジュニア雲台は方向によっては可動域制限が生じ、TOASTの台座とのノブの干渉が起こりうるので事前に入念なシミュレーションが必要です。
<中川コメント>
この山崎さんの作品は良く撮れています。タイミングもバッチリですね。これだけ撮れれば初めてなら上出来だと思います。次回へのモチベーションもあがるというものです。機材の工夫も皆さんの参考になると思います。
ケアンズ皆既日食 BORG71FL+絞りM75+LMF-1+1.4xテレコンバーターDG+キャノンイオス5DマークⅡ+TOAST 撮影者:朝倉様
ケアンズ皆既日食 BORG71FL+絞りM75+LMF-1+1.4xテレコンバーターDG+キャノンイオス5DマークⅡ+TOAST 撮影者:朝倉様
今回の撮影機材:BORG71FL+絞りM75+LMF-1+1.4xテレコンバーターDG+キャノンイオス5DマークⅡ+TOAST 朝倉様
<撮影者のコメント>
覚えてますでしょうか、ヘリコイドLMF-1のストッパー用ネジが折れて困っていた時、早急に手配して頂いた朝倉です、その節は有難うございました。
皆既日食の写真を送ります、機材写真は頂いた写真を拡大していますので、荒れてますが何とか確認できると思います。撮影中のため手が写っています。
機材は71FL+絞りM75+LMF-1+1.4xテレコンバーターDG+キャノンイオス5DマークⅡ+TOASTです。撮影場所は飯島先生と同じ所です。日食ツアーに参加しました。
<中川コメント>
朝倉さんもボーグ+LMF-1+TOASTという黄金の組み合わせです。カッコイイですね。今回のコロナの特長である全方位型が良く写しこまれていると思います。ぜひ、次回の皆既日食もこの黄金コンビでチャレンジしてみてください。
ケアンズ皆既日食 撮影データ:露出を変えた7枚の画像をR-USM法で画像処理 BORG 71FL 1.4倍テレコンバーターDG[7214] CANON EXTENDER EF1.4×III ポラリエ+K-ASTEC バランス自由雲台 BBH852 EOS-1DX ISO1600 1/1000-1/15の7枚をR-USM法で加算合成 2012.11.14 06:40:00-06:40:14 場所: オーストラリア、クイーンズランド州、ケアンズ、ジェームスクック大学 撮影者:田中勉様
<撮影者のコメント>
いつもブログ等、興味深く拝見させていただいてます。初めての投稿です。
0泊3日の弾丸ツアーでケアンズ皆既日食観測へ参加しました。ご多分にもれず、ハラハラドキドキの状況でしたが、第三接触まであと20秒となったところでぎりぎりAEBでの7コマセットを撮影できました。
約200名参加の大ツアーでしたが、BORG率がかなり高かったようにみえました。
<中川コメント>
この田中様の作品も今回のコロナの特長を良く捉えています。わずかなチャンスを良くモノにされました。今回の3人ともに初投稿の方ばかりで、ボーグユーザーの若返りというか、新しいお客様がこの世界に参入してきて嬉しい限りです。今回の日食ではまれば、次回以降もそれが人生の目標になりますし、同じツアーに行った仲間というのは同志という感じで絆が深まるなど、いい事ずくめです。
<中川総合コメント>
続々とツアーから帰国されているようで、今日は賑やかなブログになりました。まだまだ皆既日食画像募集中です。撮影機材の画像があるとより参考になります。ご使用の赤道儀はTOASTやポラリエといったポータブル赤道儀がすっかり主流になりました。それに載る最大口径の望遠鏡ということで、71FLや77EDIIが選ばれているようです。
P.S. 18日のNHKのカワセミ番組はいかがでしたでしょうか?わずか30分の中に盛りだくさんでしたが、BORGも累計10台近く登場して良い宣伝になりました。お陰様で昨日のボーグHPのアクセス数は日曜日としては異例のアクセス数になっています。番組の取り上げ方には賛否両論あると思いますが、一番重要だと思うのは、都会の川にカワセミが戻ってきたということは、カワセミだけの問題だけではないということです。川にカワセミが戻ってきたということは、川に餌になる魚が戻ってきたということです。これが重要です。魚が戻れば、鳥だけでなくあらゆる生物が生息できるようになります。この生態系の循環が戻ってきたということが最大のポイントだと思います。
P.S.2 都会に生態系の循環が復活したということは、「人間と自然の共存」という大きなテーマにつながります。人間の身近なところで、野鳥の営みが見られるということは実に意義のあることなのです。私もカワセミを撮影するうちに自然とカワセミの生態に詳しくなりました。撮影しながらカワセミの一生(約2~3年)に自然と付き合うことになります。名前も付けたりして、愛着が湧きます。でも自然は厳しく、途中で死ぬ固体あり、食べられてしまう個体あり、縄張り争いあり、追い出されるものあり、敵は内外に無数に存在するわけです。そんな中で幼鳥はたくましく育ち、たとえ兄弟でも命を懸けて縄張り争いをし、親になると懸命に子育てをする、その過程を間近で見れて感動しない人はいないでしょう。
P.S.3 この体験から、生態系を守ることの重要性を嫌がおうにも学ばざるを得ません。これは大人だけでなく子供たちも学ぶべき重要な体験だと思います。もちろん、野鳥を驚かさない、一定の距離を保つ、撮影マナーを守る、近所迷惑になることはしない等々は当然のことです。恐らく紹介されたフィールドは今週末は大変な賑わいを見せるのだと思いますが、ぜひ訪れる人はマナーを守って共存を図っていただきたいと切に願うばかりです。
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