BORG WORLD 画像作例集
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カワセミ1 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO500 1/320秒 ノートリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
一見シャープに見えますが、カワセミの羽毛に恐怖のモアレが・・・。
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カワセミ2 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO500 1/320秒 カワセミ1をトリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
トリミングすると、さらに明瞭なモアレが・・・。RAW現像すれば変わるかも?
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カワセミ3 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO800 1/200秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
これも明瞭なモアレが発生。JPEG撮ってだしは厳しい感じです。
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コサギ1 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO250 1/500秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
コサギはカワセミほど細い羽毛がないせいか、良好な写りです。白飛びもあまりせずいい感じです。
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アオサギ1 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO80 1/320秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
アオサギもぱっと見いい感じです。ただ、細かく見てみると右脇の羽毛にモアレが発生しています。
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コサギ1 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO100 1/320秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
コサギは何度撮っても良く写ります。白の階調も豊富で相性が良い感じがします。
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アオサギ2 BORG50FL(直焦点)+絞りM57【7057】+K5IIsボデー ISO80 1/640秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇 2012/10/20
<中川コメント>
アオサギの先端の羽毛が恐ろしいほど分解しています。ところが、右脇の羽毛にはモアレが発生しています。
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●今回の撮影機材:BORG50FL+7857+7057+7860+延長筒+MMF-1+7528+7921~7922+50021+K5IIsボデー
●今回の撮影設定:絞り優先AE、中央重点測光、カスタムイメージ:ナチュラル、L、手振れ補正ON(400mm)、JPEG撮って出し(中川はリサイズのみ)

<K5IIsのとりあえずの感想>
10月19日の夕方に入手。わずか2日半のテストですので、明確なことはいえません。ただ、上記の画像の通り、JPEG撮って出しの画像には大なり小なりモアレが発生しています。問題はこれをどうみるか?ということになります。中川個人としては、同じローパスレスのフジX-pro1とどうしても比べてしまいますが、JPEG撮って出しではフジX-pro1の優勢勝ちといえると思います。
 
RAW現像すれば結果は違うのかもしれませんが、JPEG肯定派の私としては、どうしても評価が厳しくなってしまいます。逆にいうとX-pro1やE-PL5のJPEGの画像処理が非常に優秀だともいえると思います。
 
ただ、一般的には、K5IIsは解像感の高いデジカメという評価は間違いないと思います。BORGではない普通のレンズであれば、このデジカメの恩恵は十分に享受できると思います。私の場合、最近のミラーレスデジカメの非常に優秀なセンサーと画像処理のお陰で目が肥えてしまったというのも一因かもしれません。要は期待値が高すぎたともいえるかもしれません。
 
というわけで、わずか2日半のテストでは、確かなことはいえませんので、さらにテストを重ねたいと思います。今回のレポートで分かったのは、「中川の従来の手法でカワセミを撮影したら、期待ほどは良く写らなかった」ということです。手法を変えれば評価も変わると思いますので、このレポートだけで判断されませんようにお願いします。
 
P.S.先週末は非常に天気が良かったせいで、本当に山のような投稿画像が届きました。その中には、ナノトラッカー+ミニボーグ50で星雲・星団を見事に点に写し止めた方、さらにはナノトラッカー+77EDIIでオリオン大星雲を何と30秒間点像に写し止めた弊社のFの作品など、驚愕の画像が盛りだくさんです。やれば出来るのです。
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