BORG WORLD 画像作例集
2012年3月29日 10:58 EOSKissX3,星雲・星団

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銀河鎖 2012/03/26 0:33:36 301秒×4 ISO:1600 miniBORG 60ED ×0.85 f298 F4.9 Canon EOS Kiss X3 撮影:山内壮介様
1280-IMG_7098-7100.jpg「火星としし座のトリオトリオ銀河+超新星」撮影:山内壮介様

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「火星としし座のトリオトリオ銀河+超新星」文字入り 2012/03/25 0:16:02~ 301秒×3コマコンポジット F4.9 ISO:1600 Canon EOS Kiss X3 miniBORG 60ED ×0.85 f298 F4.9 上記写真を文字入れと火星(35cmで撮影)をレイヤーしたものと等倍切り出し後 1280に縮小。撮影:山内壮介様

<撮影者のコメント>
中川さんこんにちは。福島の山内です。M95に明るい超新星SN2012awが出現したので、だめもとで60EDで近くにいる火星と共に撮影してみました。miniBORG 60ED×0.85(f298 F4.9)なので小さくしか写りませんが、強トリミングしてみるとちゃんと銀河がの形はわかるし新星もしっかり写っていて、改めてminiBORGの解像力に驚きました。
野鳥写真とは違い背景が均一で高感度ノイズが気になる天体の場合、トリミングは好まれないけど、ちょいと古い私の機材でもWEB用ならぜんぜん問題ないし、サービス版程度のプリントなら充分な画質だと思います。これに気をよくして翌日には「マルカリアンの銀河鎖」にBORGを向けていました。写真は地味ですけど、ここトリミングしてみようかなとかデジタルだとビュアー拡大で見ていくのも楽しいです。
miniBORG 60ED×0.85(f298 F4.9)に3世台前のホームユースの Kiss X3でこれですから、最新のデジカメにFLレンズのminiBORGなら星雲星団写真でもトリミング前提の撮影も常識になるかもしれません(^^; そのぶん、架台の小型軽量化などの恩恵があるので、星雲星団写真の敷居が更に低くなっていくかもしれません。そうなると私の場合 そろそろ買い替えに買いたし・・・デジタルスパイラルとBORG沼にますます陥りそうです。

<中川コメント>
ミニボーグの生みの親、山内さんもすっかりボーグ沼にはまっています。底なしのBORG沼ですが、はまる沼があるということは、ある意味幸せなことです。はまった方は皆さん嬉しそうです。これからもズブズブはまる甲斐のある魅力ある新製品を作り続ける所存です。野鳥派の方も天体写真の世界も意外と敷居が低いですよ、ということを強調したいところです。多くの野鳥派の方が「天体写真って面倒くさいんでしょう?」とか「あんな大変な思いをしてまで撮りたいとは思わない」という感じなのですが、実は簡単にそこそこの画像が撮れてしまう時代になりました。気軽にチャレンジしてみてください。

P.S.昨日の日経ヴェリタスに「老い風を掴む」という記事がありました。「老い風」とは高齢化社会が「追い風」になっているという意味で、なかなかしゃれた当て字だと思いました。私も50歳になり、高齢者といえば高齢者の仲間入りです。この高齢者の心理を掴むことこそ、「老い風を掴む」ことになるのだと思います。 というわけで、デジボーグはいかに老い風を掴むか?ということを重要視していく所存です。いかに余暇を充実させるかが、退職後の人生を大きく左右します。若い方も今からBORG沼にはまっておけば、将来困ることが少なくなるかもしれません。

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