BORG WORLD 画像作例集
2012年1月14日 15:06 Q,惑星,星雲・星団,月面

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月面 50FL(直焦点)+PQボデー 撮影:中川昇 トリミング ISO125 1/125秒 2秒セルフ 2012/01/14 これくらいはコンスタントに写るようです。

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土星 50FL(直焦点)+PQボデー 撮影:中川昇 トリミング ISO400 1/50秒 2秒セルフ 2012/01/14 昨日の土星よりも進歩しました。土星の本体の模様や本体の影が環に投影されているのも写っています。

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オリオン座の大星雲 50FL(直焦点)+PQボデー 撮影:中川昇 ノートリミング ISO6400 1.6秒 2秒セルフ 2012/01/14 これは衝撃でした。自宅のベランダで、追尾なしで、Qで、M42のピンクがこれだけくっきりと写るとは!こんなにカンタンに写るとあなたもやってみない?といいたくなります。多少の流れは気にしない気にしない。 DSC02367s.jpg

<今回の撮影機材>50FL+7758+延長筒+ミニボーグ鏡筒+DZ-2【7517】【7755】6×30ファインダー【0037】片持ちフォーク式赤道儀【3101】SWII三脚+延長筒+MMF-1【9857】+【7528】+【7923】+【5014】+ペンタックスQボデー

<中川コメント>
今回は6×30のファインダーを装着したので、天体の導入が非常に楽になり、さらにスピーディに撮影が進みました。これなら毎晩でも全然苦にならないと思います。今回の組み合わせはカッコイイし、軽いし、よく写るし、使いやすいしで、実は本当に真面目に超おススメです。この機材が評価される日が来るのが私の夢のひとつなのですが、なかなか理解されません。地道にアピールしていこうと思います。それにしても連日天体写真を撮っていますが、デジカメの性能が良くなったお陰で撮影が楽しいです。以前の天体撮影は苦行の連続でしたが、今は純粋に楽しいです。この楽しさを多くの方にお伝えするのが、弊社の使命と認識しています。月も惑星も星雲も自宅で誰でもカンタンに撮れる時代になりました。特に空が澄んでいる今はチャンスですよ。春霞がやってくると標高を稼ぐ必要が出てきますので・・・。

P.S.今日も早朝の天体撮影後、家族の介護、休日出勤とフル稼働です。しかし、生きている実感があるので、とても充実しています。誰かの役に立っているという実感が体の中から大きなパワーを生み出すのだと思います。特に今年は、天文ファンを増やす絶好のチャンスですから、何があろうとも逃げずに天体ブームの荒波に立ち向かう所存です。そして単なるブームに終わらせない情報発信をしっかりと行いたいと思います。皆様も応援よろしくお願いします。明日は会長をしている千葉天体写真協会の総会があります。今年は長期低落傾向だった会員数を増やす、またとないチャンスでもあります。

P.S.2 しかし、どこかの出版社が「本当に誰でもどこでも撮れる天体写真」という本を出したら売れるのではないだろうか。マニア色を一切排して、ピンボケOK、かぶりOK、ケラレOK、ブレOK、ガイドミスOK、星の流れOK、星像肥大OK。とにかく、まずは写ればよし。まずはカメラを星に向けるだけでよし。とにかく写るという事実と感動を体験してもらうのが先決。それさえ味わえば、あとは勝手にマニアックな道に走ります。止めても何をしても、はまれば走るのです。門前払いはよくありません。そこに気付いた出版社があれば私は尊敬しますが、無理だろうなあ。敷居が高すぎるからなあ。今は本当に星の写真、簡単なんですよ。こうして文章にするだけでは伝わらないよなあ。とにかく頑張ります。

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