BORG WORLD 画像作例集

本日2回目の更新です。1回目はスカイツリーの試験点灯の画像です。

cal-lrgb.jpgカリフォルニア星雲 71FL+7870 撮影:桐村正則様 <中川コメント>ペルセウス座にある散光星雲です。カリフォルニア州に形が似ているところから、この名があります。f280mmF3.9の威力で淡いところがよく写っています。

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IC405 71FL+7870 撮影:桐村正則様 <中川コメント>ぎょしゃ座にある散光星雲です。まがたまに似ているところから、まがたま星雲とも言います。

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 IC1805 71FL+7870 撮影:桐村正則様 <中川コメント>カシオペア座の散光星雲でハートのマークによく似ているところからハート星雲とも呼ばれています。

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M42付近 71FL+7870 撮影:桐村正則様 <中川コメント>超有名なオリオン座の大星雲です。この写真が凄いのは、オリオン星雲が手前に浮かび上がって見えることで、宇宙空間の奥行きがよく表現された素晴らしい写真だと思います。

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 M78付近 71FL+7870 撮影:桐村正則様 <中川のコメント>ウルトラの星、M78星雲は画面中央の小さな星雲です。

<撮影者のコメント>
まだ少し色の不満点はありますが、まずまずの写りかと思います。

<中川コメント>
天体写真の大ベテラン、桐村さんによる71FL+マルチレデューサー0.7×DGT【7870】による作品です。桐村さんの一連の作品でいえるのは、星の色が非常によく出ているということです。画像を拡大してみていただくとよく分かりますが、1個1個の星の色が飽和せず残っているので、1個1個の星が微妙に色が違っているのです。そのせいか、作品に奥行きが感じられるというか、立体的に感じる作品に仕上がっているものと推測しています。この年末年始は、このレデューサーを使って冬の散光星雲を網羅してみてはいかがでしょうか?このレデューサーは45EDII、50FL、60ED、71FL、77EDII、101EDII、125SDと多くのBORGに使える汎用性の広さを持ち合わせていますので、特に複数のBORGをすでにお持ちの方には割る2、割る3の計算が成り立ちますので、特におススメです。これから月齢の関係も良いので、宇宙図鑑にあるような美しい星雲・星団を自分の手で撮影するという夢を叶えてみてはいかがでしょうか?もし撮れたら仲間に相当自慢できますよ。寒い夜ほど、デジカメのセンサーも冷えるのでノイズも減って余計に良い色が出るのです。

P.S.今日も休み中にも関わらず、結構なご注文をいただきました。やはり天体セットが売れています。ありがたいことです。私もTOASTを使って久しぶりに星雲・星団の写真にチャレンジしてみようかなと画策しています。昼は野鳥と風景、夜は天体と1台で何度もおいしいデジボーグは旅の必需品です。年末年始は工場も操業をやめるので、都会でも空気が澄む時期なので、実は1年でも最高の撮影のチャンスなのですよ。このチャンスを逃さずモノにしてください。

P.S.2 今週もいろいろありすぎてさすがに疲れました。自分でもよく体力と気力が持つなと思いますが、気が張っているのと、やはり大好きな仕事をやらせてもらっていることと、お客様から励ましの言葉や期待の言葉、感謝の言葉をいただけるのが大きな支えになっております。2011年もあと少しですが、気を抜かずに皆様のために頑張ります。今後ともよろしくお願いします。

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