BORG WORLD 画像作例集
2011年11月 4日 12:23 Q,惑星,月面

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月面 50FL+DZ-2+MMF-1+ペンタックスQボデー+片持ちフォーク式赤道儀 ISO125 1/80秒 2秒セルフタイマー トリミング 撮影:中川昇 2011/11/03 この画像は自分でも驚きました。えっ!こんなに写るの?大口径いらないじゃん、という感じです。シーイングはまずまずでしたが、それにしてもこれだけ写ると他の望遠鏡の立場が無いと思われます。月面は「雅モード」がよいようです。IMGP2843st.jpg

月面(HDR) 50FL+DZ-2+MMF-1+ペンタックスQボデー+片持ちフォーク式赤道儀 ISO125 1/50秒 2秒セルフタイマー トリミング 撮影:中川昇 2011/11/03 PQのHDR(ハイダイナミックレンジ)を使用してみました。やはり、不自然な感じですね。 IMGP2856st.jpg

木星の縞模様 50FL+DZ-2+MMF-1+ペンタックスQボデー+片持ちフォーク式赤道儀 ISO125 1/125秒 2秒セルフタイマー トリミング 撮影:中川昇 2011/11/03 口径わずか5cmの固定撮影+直焦点撮影で、ここまで写りました。木星撮影もお手軽になったものです。土星もこの4分の1の暗さですから、感度を少し上げれば環も簡単に写りそうです。 IMGP2859st.jpg

木星とガリレオ衛星 50FL+DZ-2+MMF-1+ペンタックスQボデー+片持ちフォーク式赤道儀 ISO800 1/6秒 2秒セルフタイマー ノートリミング 撮影:中川昇 2011/11/03 固定撮影+直焦点撮影でガリレオ衛星もくっきりです。

<中川コメント>
昨日も書きましたが、50FL+PQの組み合わせは面白いようにコンスタントに月と木星が良く撮れるので、他の組み合わせを使う気がしなくなるほどです。よほど相性がよいのでしょう。とにかく、ボーグが目指しているのは、重くて大袈裟な望遠鏡でなく、小型・軽量・コンパクトで、でもレンズは素晴らしく良くて、パーツもカスタマイズできて、お手軽に快適に高画質を楽しめる望遠鏡(望遠レンズ)なのです。その意味で、この50FL+PQの組み合わせは最強かもしれません。その際、MMF-1を併用すると、正確なピント合わせが出来て、素晴らしい作品に近付くことが出来ると思います。また、片持ちフォーク式赤道儀はPQの狭い視野に捕らえるためには、あると撮影効率が凄くあがります。

P.S.今日は夕方、新製品の打ち合わせで外出しますので、夜のブログの更新はありません。50FL+PQのような小さな機材でも月や惑星の高画質の写真がお気軽に撮影できることが広まれば、さらにボーグは普及するでしょう。ただ、そうなると、さらに忙しくなるので、実は墓穴を掘っているのかも?しかしお気軽機材で十分に撮影が楽しめることが広く知れ渡ることが、業界全体の発展に貢献するのだと信じて、これからもアピールし続ける所存です。

P.S.2 太陽黒点がさらに面白くなってきました。巨大黒点が太陽の裏側から迫ってきているのです。投稿画像もたくさん届いています。週末も休日出勤の予定なので、少しずつブログに掲載していく予定です。昼は太陽、野鳥、夜は月面に木星、デジボーガーは年中暇なしです。過去の太陽黒点の画像はこちらから

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