本日2回目の更新です。1回目はこちら。
2011/11/17朝の月面 50FL+DZ-2+MMF-1+カメラマウントPQ【5014】+ペンタックスQボデー+片持ちフォーク式赤道儀+SW三脚 ISO125 1/200秒 2秒セルフタイマー ノートリミング カスタムイメージ:雅 撮影:中川昇 今朝も非常に空気の揺らぎが大きく、まともにピントを結ばないほどの悪シーイングでしたが、50FL+Qのマジックで、結構まともに写りました。12月10日の皆既月食も大活躍してくれそうです。
2010年12月21日のメキシコの皆既月食 BORG50EDII+キャノン7D WB はオート、ノイズ低減は OFF すべてのカットは三脚固定で追尾はしていません。 Photoshop で 7 枚を 1 枚に合成した後、アンシャープマスクを 50% かけています。 撮影:メキシコ在住 Arq-M様 昨年の月食の様子です。詳しい状況はこちらから。
2010年12月21日の皆既月食 BORG71FL+7214+GH1 撮影:花崎洋平様 こちらも昨年の月食の様子です。詳しい状況はこちらから。
<中川コメント>
アストロアーツのサイトに12月10日の皆既月食の特集コーナーが出来ました。皆既月食は、本当に美しい天文現象です。望遠鏡を持っている方なら、天文に興味が無くても決して見逃してはいけない大イベントです。皆既月食の何が面白いかというと(1)月が欠けていくことそのものが珍しい(2)欠けて行くときに境界線が大気のせいでグラデーション豊かに欠けていく(3)深く欠けていくに連れて、赤銅色という独特の極めて美しい赤色が出てくる(4)その赤銅色が刻々と変化する(5)皆既月食中は今まで見えなかった星が見えてくる等々、実に見応えがある大イベントなのです。私は37年前の1974年11月29日の皆既月食のあまりの素晴らしさに魅せられて、この世界にどっぷりとはまった口です。ただ、ここ最近、天文現象は本当に晴れません。私が最後にまともに見た皆既月食は、2000年7月16日ですからもう11年も前です。それほど貴重な現象ですので、まだ1度も見たことがないという方は、12月10日が土曜日ということもあり、ぜひ見ること撮ることをお勧めします。もちろん、ボーグがあれば最高の夜を過ごすことが出来ると思います。皆既月食前には、ただでさえ品薄なボーグの入手が困難になることは確実な様相です。お早目のご準備をお勧めいたします。
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