ナンキンハゼの紅葉　ペンシルボーグ25＋7362＋7923＋7879＋7921＋試作品ニコン１用カメラマウント＋ニコン１ボデー　ISO400　1/500秒　手持ち撮影　撮影：中川昇　2011/11/13　奈良公園にて　ニコン１V1は柔らかい良い描写をしてくれます。ペンシルボーグの素直なボケ味と相まって予想以上の写りとなりました。

イチョウと銀杏　ペンシルボーグ25＋7362＋7923＋7879＋7921＋試作品ニコン１用カメラマウント＋ニコン１ボデー　ISO200　1/400秒　手持ち撮影　撮影：中川昇　2011/11/13　奈良公園にて　銀杏の質感がうまく描写されたと思います。黄色も難しい色ですが、ペンシルボーグのシンプルな光学系にも助けられたと思います。

東大寺の鹿　ペンシルボーグ25＋7362＋7923＋7879＋7921＋試作品ニコン１用カメラマウント＋ニコン１ボデー　ISO400　1/320秒　手持ち撮影　撮影：中川昇　2011/11/13　奈良公園にて　上記、３枚ともノートリミングです。さすがに中心の解像感は抜群です。周辺部はやや流れますが、ニコン１のセンサーとの相性は良いようです。

今回の撮影機材：ペンシルボーグ25＋7362＋7923＋7879+7921＋試作品ニコン１用カメラマウント＋ニコン１ボデー　この組み合わせで数m～無限遠までピントが合います（ニコン１の場合）。ヘリコイドなしですが、鏡筒を前後させるしゅう動だけで特に不便は感じませんでした。175ミリの2.7倍で472ミリF７相当の望遠レンズになります。三脚はこの機材の写真用に使用しましたが、作例は全て手持ち撮影です。ちなみに、この機材の写真は50FL＋7870＋NEX5Nで撮影したものです。やはり、背景のボケが普通の望遠レンズよりもきれいだと思います。

＜中川コメント＞
久しぶりの更新です。さすがに更新がないとアクセス数が相当減ります。他のコンテンツも充実しなくてはいけませんんね。今回奈良に２泊３日で紅葉を中心に楽しんできましたが、作例のようにニコン１V1が大活躍でした。特にペンシルボーグとの相性が良く、非常に品のある古都の秋の風景が表現できたと思います。多くの作例がありますので、何回かに分けてご紹介する予定です。

P.S.ニコン１のモニター募集ですが、条件が厳しすぎたのか、ボーグとニコン１の両方を所有している人が少ないのか、わずか1通の応募に終わりました。よって唯一のご応募をいただいたHY様（大変先進的な方だと思います）は自動的に採用となりましたので、今日試作品を送付いたしました。一方、この週末のテストにより、多くの収穫がありましたので、結論としてはニコン１用のカメラマウントを量産をすることに致しました。こういう新しい機材は市場に聞くよりも、自らリスクを背負って世に問うという形がふさわしいと感じた次第です。発売は12月末の予定です。今回、V1のスローモーション機能が使えることが分かり、これも大きな収穫でした。

P.S.2　11日の月と薬師寺のランデブーは悪天候でアウトでしたが、翌12日はかろうじて撮影することが出来ました。驚いたことに、50名近くのカメラマンがこの現象を狙っていました。奈良市内でもそうでしたが、月を狙っている人は意外に多いです。 月がらみの写真もたくさん撮れましたので、追々ご紹介する予定です。

P.S.3　というわけで、ペンシルボーグ25が数ヶ月ぶりに僅かですが入荷しました。現在即納ですが、在庫は10台以下です。この在庫が切れると次回の入荷は11月末の予定です。ペンシルボーグ25は、全長わずか187ｍｍ、重量わずか150ｍｍという超小型・超軽量ボディにも関わらず、オプションパーツを併用すれば、望遠レンズ、天体望遠鏡、地上望遠鏡、ガイド鏡と４つの顔を持つ凄いヤツなのです。ぜひ、この機会に小さいけれど凄いボーグ、ペンシルボーグを導入してみてはいかがでしょうか。わずか9,800円で相当楽しめますよ。実はボーグの中でも一番コスパが良いかもしれません。ペンシルボーグの楽しいユーザーレポートはこちらから。