BORG WORLD 画像作例集
2011年10月 7日 18:40 

本日2回目の更新です。1回目はPQによる月面です。 2499.jpg 
写真解説:一枚目の中央左下に3つの青い星と1つの黄色い星で作られているのが、逆さまの南十字星です。その左下の明かるい2つの星がケンタウルス座の1等星2つです。右の星が太陽以外で地球に一番近い恒星リギルケンタウルスです。写真中央上にある2つの白いモヤモヤが、マゼラン星雲です。<解説と撮影>ニュージーランド在住:米戸実様

2501.jpg
1枚目と2枚目は9月26日の朝方、空が白み始める前に撮ったものです。オーロラ5色中、上層部に出現する3色が写りました。 しかし、派手ですね。 その左上の明るい1等星がカノープス。東京湾で3度の高さまでしか昇ってこない星「南極老人星」です。中国ではこれを見ると長生きが出来ると言われています。赤色は酸素、紫色と青色は窒素によるオーロラです。10ミリレンズで撮影(頭の真上まで写っています)。魚眼レンズなので地平線が丸く写っています。<解説と撮影>ニュージーランド在住:米戸実様

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さて3枚目は今朝6日の午前4時11分に撮ったものです。ロシアとNZだけが夜だった時間帯ですので、NASAに提出しておきました。paceweather.comという彼らのオーロラサイトのトップを飾っていました。上2枚の写真とはレンズが違いますので、かなり雰囲気が違いますが、地球の磁力線が筋になって見えている、まるで教科書のような写真です。この写真の黄色も赤色も酸素による発光です。発光し始める時間が違うので、色が違ってきます。ここにも左手に逆さまの南十字星が写っています。<解説と撮影>ニュージーランド在住:米戸実様

<撮影者のコメント>
そろそろ太陽の活動が盛んになってきたようで、過去10日間でこの様な写真が撮れましたので、勝手ながらお送りさせて頂きます。オーロラは太陽から吹いてくる風が大気圏内の酸素と窒素に当たって発光する現象ですので、季節に関係なく出現します。ここでは半袖でオーロラが見えることもあり、白夜がないので夜ならいつでもその出現を捕らえることが可能となります。ニュージーランド在住:米戸実様
 
<中川コメント>
ニュージーランド在住の77EDIIユーザーの米戸さんからの投稿です。それにしても派手ですね。太陽活動が活発な証拠です。さすがに米戸さんでオーロラも星座も実に良く写っています。今年の冬のオーロラは期待できそうですね。太陽黒点もさらに活発化しており、ボーグの太陽撮影用フィルターも良く売れています。来年5月には金環日食もありますので、太陽関連は相当盛り上がってきそうです。

P.S.太陽つながりでいうと、今の季節、関東地方ではダイヤモンド富士の季節でもあります。ダイヤモンド富士ははまっている人が多く、検索すると実に多くのブログ等が引っかかります。ボーグでダイヤモンド富士を撮影するメリットは、「ゴーストが少ない、シャープである、黒点やプロミネンスを同時に写せる可能性が高い(要フィルター)」等があげられます。他人と違うダイヤを求めるなら、デジボーグで狙うのも選択肢の一つです。太陽撮影用フィルターがあると黒点と富士山が同時に写せるかも?

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