BORG WORLD 画像作例集
2016年6月 8日 13:17 7215,90FL,X-pro2,カワセミ

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カワセミ幼鳥1(2016/06/04) BORG90FL+M75ヘリコイド(量産頭出し品)+【7101】+ドロチューブホルダーDX【7780】+ドロチューブN【7790】+【7507】+M57ヘリコイドDXII・H【7762】+1.4倍GR【7215】+フジX-pro2ボデー ISO1600 1/400 秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント>
昨日の作例はペンタッスクK-1でしたが、今日の作例はフジX-pro2によるカワセミ幼鳥です。どちらもJPEG撮って出しですが、やはりJPEGはフジの方が良く出ます。そこそこ距離はありましたが、意外と細部が解像してくれました。短いクチバシ、クチバシの先端が透明、淡い模様、お腹の格子模様、ピンクのあんよ、など幼鳥だけの特長が良く出ています。
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カワセミ幼鳥2(2016/06/04) BORG90FL+M75ヘリコイド(量産頭出し品)+【7101】+ドロチューブホルダーDX【7780】+ドロチューブN【7790】+【7507】+M57ヘリコイドDXII・H【7762】+1.4倍GR【7215】+フジX-pro2ボデー ISO1600 1/450 秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント>
水浴び後なので、お腹が濡れています。幼鳥は何度見ても可愛い姿です。どのカットもかなりのトリミングをしていますが、90FL+7215+X-pro2の解像度番長の組み合わせのお蔭で、なかなかの解像感だと思います。幼鳥特有の淡い色彩もきれいに描写されていると思います。最後のピントの追い込みには新製品のM57ヘリコイドDXII・H【7762】が役に立ちます。ガタなく、柔らかすぎない動きのヘリコイドは、EVFの中で揺れる画像でも確実にピントを追い込んでくれます。
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カワセミ幼鳥3(2016/06/04) BORG90FL+M75ヘリコイド(量産頭出し品)+【7101】+ドロチューブホルダーDX【7780】+ドロチューブN【7790】+【7507】+M57ヘリコイドDXII・H【7762】+1.4倍GR【7215】+フジX-pro2ボデー ISO1600 1/680秒 トリミング 半手持ち 撮影:中川昇
<中川コメント>
露出をアンダー目にしたので、幼鳥の黒ずんだ模様が強調されました。1.4倍GR【7215】は700mmF7.8FLというスペックになりますが、つけっぱなしでも画質が落ちるどころか、適度に拡大されるので羽毛が分解しやすく、実質的なF値もさほど落ちないので、カワセミの高解像度画像には欠かせないアイテムです。明日以降は90FL+7215+X-pro2によるカワセミ給餌の画像をご覧にいれる予定です。

P.S.最近、社内の会議で「カメラメーカーやレンズメーカーの超望遠レンズと比べてボーグの特長はなんなんだ」という質問を受けることがあります。新鮮な質問ですが、「低価格、高解像度、分割可能、軽量、対物レンズ交換式、違うマウントのカメラが装着可能」などなど多くの回答がスラスラと出てきます。その中で、忘れてはいけないのは「望遠鏡になる」ということです。新規に高価なAFレンズを入手して、BORGの撮影用レンズとしての役割はお役御免になったとしても、BORG本来の星や野鳥を見るための望遠鏡としての役割は残ります。例えば、地上プリズムEP-3【7779】とアイピースを使えば天体野鳥兼用スコープになるのです。これは大きな武器です。今接近中の火星、土星、木星を見たり撮ったりできるというのは、実に楽しいことです。火星の動きはこちらの動画が面白いです。

P.S.2 今日もハイスピード55が売れています。残在庫は3台となりました。次回は少し納期がかかると思います。今週末晴れそうなので、夏の天の川付近を好条件で撮影してみたいという方はぜひお急ぎください。特にいて座付近の天の川の撮影は、この時期を逃すと梅雨明け後の晴れ間が最近はあまりあてにならないので、1年後に持越しということになりかねません。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。 

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