BORG WORLD 画像作例集

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■BORG55FL最新情報
<中川コメント>
新製品のBORG55FLの発売準備で休日出勤中です。この55FLですが、なかなかの万能選手ぶりで、いつものことながら的を絞れません。結局、あれもこれもと欲張って商品ページを制作しています。これが分かりにくいという評価をいただいてしまう原因でもあるのですが、この世に生み出す親としては、いいところも悪いところも皆さんに知って欲しいという思いで、なるべく多くの情報を盛り込んでいます。あくまで仮オープンですが、あれ?これは!・・・という情報も散りばめていますので、ぜひ隅々までご覧いただければ嬉しく思います。情報は随時更新しますので、あくまで仮オープンということでご了承ください。

★BORG55FLの対物レンズ【2555】の仮製品ページはこちらから。(価格や発売日は未記載)
★デジボーグ55FL望遠レンズセット【6255】の仮製品ページはこちらから。(価格や発売日は未記載)

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カワセミ1 BORG55FL(試作品・直焦点)+ニコンTC16A改造+ニコンD300Sボデー 撮影:笠井高明様IMGP4395cbs.jpg
カワセミ2 BORG55FL(試作品・直焦点)+ペンタックスAF1.7×+ペンタックスK-3ボデー 撮影:笠井高明様IMGP4588cbs.jpg
カワセミ3 BORG55FL(試作品・直焦点)+ペンタックスAF1.7×+ペンタックスK-3ボデー 撮影:笠井高明様 IMGP2640ccs.jpg
アオサギ捕食 BORG55FL(試作品・直焦点)+ペンタックスAF1.7×+ペンタックスK-3ボデー 撮影:笠井高明様  
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今回の撮影機材(2~4枚目):BORG55FL(試作品・直焦点)+ペンタックスAF1.7×+ペンタックスK-3ボデー 撮影:笠井高明様 

<55FLモニターの笠井さんのレポート1>
中川さま。朝起きると久しぶりに雲1つ無い晴天でA4通勤鞄に入るBORG55FLとAFアダプター1.7×の試写がしたくて出勤途上に池に立寄り1時間半撮影を行いました。この池は自宅から徒歩で12分で到着最寄駅まで12分の距離にあります。到着するとカワセミが鳴きながら自己主張してくれたので見つけて撮影を始めました。撮影はシャッターにはAFを割り当てずAFボタンに割り当てて使う「親指AF」で使います。天気が良いのでAFはビシバシ動作してくれ想像以上の性能です。途中でマニュアルAFを試してみましたが合成焦点425mmF:7.7なので被写界深度も浅いのが解ります。いつものような簡便なマニュアル操作ではフォーカスが甘くなるようで、半AFに頼って置きピン撮影する方が成果が上がりそうです。

 <55FLモニターの笠井さんのレポート2>
借用中のBORG55FLですが少しづつ成果が表れてきました。PENTAX K-3に1.7X F-AF ADAPTERを取付けて「親指AF」が使えるように設定を変更して置きピン撮影を行うのですが、最近AFをあまり使っていなかったので操作に慣れるのが大変で、チャンスを逸する事が多く、一時的にBORG71FLに交換してしまうことが多かったので、今回は55FL以外の機材を持たず出かける事にしました。

近所の池は通勤途上でも歩いて行ける場所で、朝居つきのカワセミが活発に活動する時間に撮影する事にしました。BORG55FLは鏡筒の長さが約200mm強なのでテレコン、カメラ本体をバラすとA4サイズの通勤鞄に収まります。そして出勤しても誰にも気づかれず旅行等にも最適なレンズです。今日は朝1時間足らずで成果が出ましたので気持ちよく会社に迎えたのは言うまでもありません。

BORG55FLは明るく半AF操作もビシバシと気持ちよく決まります今まで「BORGのマニュアルフォーカスは私には難しくて」と言う方には最適なレンズです。但しテレコンAFはPENTAX製が発売されているだけでNIKONのTC-16Aは中古を手に入れて改造しないと使えないのが難点ですがPENTAXの一眼レフはもともとBORG向きのカメラでこれにF-AFアダプターを取付け55FLや67FLを使えばBORGでもAF撮影が可能になります。

難点もあります。BORG55FLは鏡筒が短いのでヘリコイドの可変量は71FLと同じなのでヘリコイドDXを使っても少し動かすと被写界深度から外れる、フォーカスがシビアですからマニュアルフォーカスは慣れないとフォーカスの山が掴みずらいようです。これは焦点距離が短いレンズの宿命ですね。

 <55FLモニターの笠井さんのレポート3>
先日は久しぶりにご一緒させていただき張り切って撮影ができました。今日のように明るい日はM57絞り【7057】があると被写界深度が稼げて有用だと感じました。今日の会心の1枚は枝から飛び上がった直後の珍しい恰好をした画像(一番上の画像)です。BORG55FLとTC-16Aは60Φ鏡筒でまとまり軽く手持ち撮影が可能ですが、敢えて川の柵に鏡筒を置いて撮影しましたが手振れを防ぎレンズを振るためにはこの方法の方が良いようです。

ホバは予期できなかったので残念ながら背面からの撮影になりましたが、半AFもビシバシ気持ちよく決まり、BORG55FLとTC-16Aの組み合わせは、PENTAX F1.7XAFアダプターより合焦スピードが速いようです。カメラが画素数も少なくISO感度も1600までしか実用上使えないニコンD300Sの後継機種の噂が出ては消えていく中でCanonがEOS7DMarkⅡを発売した事で来年のCP+頃にはNikonからD300Sの後継機種が発表される事は想像出来ますが、カワセミ撮影は連写スピードと連写枚数が多い方がホバリングや水浴びシーン撮影には有利でEOS7DMarkⅡ以上の性能を期待したいですね。

<中川コメント>
MFの川でいつもお世話になっている笠井さんからのBORG55FLレポートです。掲載が遅くなりまして申し訳ありませんでした。そもそもBORG55FLの開発は笠井さんの一言からスタートしました。もともとFの明るい小口径のフローライトに関しては要望が多かったのですが、笠井さんがMFの川でAFボーグをするにはこれくらいのスペックのレンズが最適だというご提案をいただいたのが開発スタートのきっかけです。Fが明るく焦点距離が短いと、「ピントが浅い」「補正レンズの相性が難しくなる」などの短所もあるのですが、何しろAFボーグの効きが断然よくなるのが嬉しい点です。この1点だけを持ってしてもBORG55FLの価値はあると私は思います。笠井さん、バランスのとれたレポートをありがとうございました。画像は他にも素晴らしい画像をたくさんいただいたのですが、容量の関係で4枚に絞りました。ご了承ください。※私もニコンD300の後継機は待ち望んでいます。 PC130878s.JPG
トビ1 BORG55FL(直焦点)+オリンパスE-P5ボデー 1:1のノートリミング 撮影:中川昇 秋川渓谷にて PC130880s.JPG
トビ2 BORG55FL(直焦点)+オリンパスE-P5ボデー 1:1のノートリミング 撮影:中川昇 秋川渓谷にてPC130901s.JPG
お地蔵さん BORG55FL(直焦点)+オリンパスE-P5ボデー 1:1のノートリミング 撮影:中川昇 秋川渓谷にて
<中川コメント>
BORG55FLの試写を兼ねて秋川渓谷に行ってきました。カワセミやジョウビタキ、エナガなどに会えましたが、都会と違い人馴れしていないので、ほとんど近付けず 、作例にはならず。ただ、トビの作例でもお分かりのとおり、空抜けの状態でも色収差がほとんど出ません。これはありがたいです。しかも軽いので1日中振り回しても疲れません。これも大きなメリットです。最後のお地蔵さんは、F4.5の開放がいかにピントの深度が浅いかを物語るものです。右の頬と左の頬で明らかにピントが違います。シャープなレンズほど目立ちます。
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 Xマスツリー1 BORG50mmF2.8→5.6+M42ヘリコイドシステム+フジX-T1ボデー ISO6400 手持ち 16:9のノートリミング 撮影:中川昇 2014/12/13 DSCF2262s.JPG 
Xマスツリー2 BORG50mmF2.8→5.6+M42ヘリコイドシステム+フジX-T1ボデー ISO6400 16:9のノートリミング 手持ち 撮影:中川昇 2014/12/13 
<中川コメント>
今日最後の画像はまたまたイルミネーションです。引き伸ばしレンズでの光条撮影のコツ(F5.6がベスト、ピント合わせが肝、少し露出オーバー気味にするなど)を覚えてしまうと、普通のレンズでイルミネーションを撮るのが全く物足りなくなってきます。EVFに写る光条を見ているだけでうっとりしてきます。イルミネーションセットまだ間に合います。

P.S.というわけで、今日14日はBORG55FL他の情報発信をいたしました。今日の選挙は私はちょっとした勘違いをしてしまい、投票できませんでした。期日前投票をすべきでした。反省です。情報発信の重要性を痛感いたしました。明日15日は、公務員のボーナス支給後初の月曜日になりますので、ブログの更新ができない可能性があります。ご了承ください。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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