BORG WORLD 画像作例集

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皆既月食組写真 2014/10/08 BORG76ED+7214+E-PL3ボデー 撮影:丸山様(奈良県)ボーグ投稿用.jpg
皆既月食 2014/10/08 BORG76ED+7214+E-PL3ボデー 撮影:丸山様(奈良県) 20141008月食撮影風景02.jpg
今回の撮影機材と皆既中の月:BORG76ED+7214+E-PL3ボデー+ビクセンGPガイドパック&ナノトラッカー+36ED 撮影:丸山様 

<撮影者のコメント>
中川様、こんばんは。奈良の丸山です。皆既月食、ちょっと曇っていましたが、皆既から終わりまでを自宅から観望&撮影することができました。観望には、BORG36EDをナノトラッカーに載せて用いましたが、小口径ですが非常にシャープな像を観察でき、低倍率に出来ることから、周辺の星も含めて皆既中の月と観察できました。

撮影には、BORG76EDに1.4×テレコンバーターDG【7214】を付けて、オリンパスE-PL3での撮影です。月食は、刻々と変化する月の明るさに露出を合わせるのがとても難しいですね。雲の隙間からの撮影ですが、およそ15分おきくらいの間隔で撮れた画像を組写真にしてみました。

もっとすばらしい作品を投稿されている方がたくさんおられるかと思いますが、撮影できて嬉しくなったので、投稿してしまいます(すみません)。皆既中の月のアップ写真は、SiriusCompでダーク減算してノイズを除去しています。

p.s.この夏、五條市の吉野川祭りでの花火大会に来られていたのですね。私は花火大会のスタッフで頑張っていました。
♪丸山健一郎 ♪【認定】NPO大阪自然史センター http://www.omnh.net/npo/

<中川コメント>
奈良の丸山さんの作品です。雲間を狙ってうまくまとめられました。機材の写真も参考になります。撮影データも写真に記載されているとわかりやすいですね。見せ方もうまいと思います。五條市の吉野川の花火大会は強く印象に残っています。いいところでした。先日BS放送でも五條のことを放送していて、また行ってみたくなりました。1-Q1081145.jpg
皆既月食 2014/10/08 20:09:52  BORG100ED+VIXEN GPD赤道儀+ SS2000PC+E-PL1sボデー 画像処理トリミング、アンシャープマスク特記事項GPD赤道儀で恒星時追尾13秒 直焦点 セルフタイマー2s  低振動モード ISO100 Natural 撮影地:秋田県大仙市大曲 撮影者:斉藤比登志様

<撮影者のコメント>
 BORG 中川さま。遅れましたが、皆既月食の画像を送ります。機材が古いですが(2003年の火星大接近の時に購入)、PENの威力で思いのほかきれいに撮れました。よろしくお願いします。

<中川コメント>
10年以上前のBORGですが、現役バリバリですね。E-PL1sのISO100は非常に良い画質ですね。このデジカメの特性をよく理解したISO設定だと思います。さすがです。90FLだとさらに凄い画像になりそうです。

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皆既月食と天王星(右端) BORG77EDII + LMF-1 + 7352 + 7509 + 1.4倍テレコンDG(7214) + 7000 + 5007 + LA-EA4 + α7Sボデー APS-Cモード レンズブラケット LB-300 + 梅本 SL-50ZSC + TOAST-PRO 撮影:石神様 DSCF0184.JPG
今回の撮影機材:BORG77EDII + LMF-1 + 7352 + 7509 + 1.4倍テレコンDG(7214) + 7000 + 5007 + LA-EA4 + α7S APS-Cモード カメラ下はレンズブラケット LB-300 + 梅本 SL-50ZSC + TOAST-PRO 撮影:石神様

<撮影者のコメント>
前回の2011年の時は70-300mmのズームレンズで撮影しましたが、その時の写真に満足できず、もっと大きくもっと綺麗にと翌年BORGに手を出してしまいました。今回の皆既月食でリベンジ出来た気がします。

大きなサイズの写真はこちらに掲載しております。
https://www.flickr.com/photos/96pen/15291739727/

<中川コメント>
77EDIIとα7sの名コンビで皆既中の月が美しく表現されました。また、機材写真も大変参考になります。特にレンズブラケットが使いやすそうです。弊社のヒップサポート装置HP-1【5555】も隠れた売れ筋商品でコンスタントに売れています。

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明石城の櫓と皆既月食 BORG67FL+GH-1ボデー ISO800 10/13秒 WB:快晴 撮影:渡部宜久様

<撮影者のコメント>
中川昇様。BORG101EDのあと45EDIIそして67FLを購入し野鳥を中心に撮影しています。3年前の月食では始まりから終わりまでを自宅の庭から5分間隔くらいで撮影しました。今回の月食では近くの明石公園の城跡の櫓と皆既月食を絡めた撮影を試みました。櫓の上の瓦のシャチホコはライトアップの光の関係からか緑になってしまいました。

器材は特に工夫はなく、BORG67FL+GH-1で三脚固定しレリーズを使用し、三脚を少しずつ移動させながら撮影しました。前回月食の撮影経験からISOは800で固定し、SSは10/13です。ホワイトバランスはGH-1の快晴を使っています。

<中川コメント>
土地の特性を生かした作品です。前景にその土地ならではの景色を入れると、ただでさえ印象的な天体ショーがさらに思い出深いものとなります。 GH-1は古いデジカメですが、高感度を使わなければ非常に良い描写をしてくれます。

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引き伸ばしレンズによるオリオン座 BORG50mmF2.8→8+M42ヘリコイドシステム+ソニーα7sボデー ISO3200 8秒 固定 ノートリミング 撮影:中川昇 撮影地:千葉県八千代市 2014/10/28
<中川コメント>
実家のベランダでの撮影。あまりにも透明度がよかったので、ベランダの隙間から撮影しました。F8に絞るとフルサイズの四隅でも一応満足できる像を結ぶようです。1等星に出る光条がなかなか個性的で気にいっています。オリオン座の大星雲も赤く写っています。また、引き伸ばしレンズの描写の特徴として、明るい星が肥大にしくく、微光星が一面に広がっているようなイメージの星座写真が撮れるのもカメラレンズにはない良い点です。JBF2014でもBORG50mmF2.8をSWATやTOASTとともに展示予定です。
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引き伸ばしレンズによるおおいぬ座 BORG50mmF2.8→8+M42ヘリコイドシステム+ソニーα7sボデー ISO3200 8秒 固定 ノートリミング 撮影:中川昇 撮影地:千葉県八千代市 2014/10/28
<中川コメント>
明るい星がシリウスという全天で一番明るい恒星です。光条がきれいに出ています。そのシリウスの南(下)にM41という散開星団も写っています。F8でここまで星がシャープに写れば、一般撮影でもF8常用にすれば、まず不満が出ることはないといえると思います。小型軽量なレンズは大きなメリットです。また、ソニーαのメリットのひとつはフォーカスピーキングの精度の高さにあります。この画像もそうですが、フォーカスピーキングを利用すると非常に正確にピントが合います。

P.S.JBF2014開催まで、あと4日です。準備に大わらわです。明日以降、本ブログにJBF2014の見どころコーナーを開設予定です。過去のJBFのBORGブースの様子はこちらから。今日もBORG開発者ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

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