豪華な食堂車も特徴の「トワイライトエクスプレス」
今回はその食堂車にスポットを当ててご紹介いたします。
2013.11.21up
「トワイライトエクスプレス」の食堂車スシ24形0番代は、24系グループの食堂車とは異なり、485・489系の食堂車であるサシ481形とサシ489形から改造されました。そのため、屋根の高さや台車が異なるなど、編成上異彩を放つ存在となっています。改造された計3両のうち、スシ24 1とスシ24 2はサシ489形、スシ24 3はサシ481形が種車となっています。サシ489形は初期型を使用したため、"きのこ型"のAU12形クーラーを搭載しています。
製品のスシ24形0番代では、スシ24 1とスシ24 2をプロトタイプとしており、サシ489形の名残りであるAU12形クーラーが並ぶ屋根上を的確に再現しています。
※489系については「
485・489系(初期型)
」をご覧ください。
スシ24形0番代は、「ダイナープレヤデス」という愛称が付いており、室内はレトロ調のスタイルとなっています。各所には金メッキが施され、赤いじゅうたんに木目調の内装、電球色の間接照明が採用されている他、食堂両端の仕切り壁にはステンドグラスを設置し、豪華な空間を演出しています。テーブルは、一部を除いて4人掛けと2人掛けを並べた余裕のある配置で、定員は28名となっています。
製品では、実車をイメージしてチェアを赤色の別パーツとし、4人掛けと2人掛けのテーブルが並ぶ配置も的確に再現しています。
食堂車のテーブル上には、ランプシェードが設置されています。傘が筒状で白色に輝くタイプのもので、豪華な内装と共に高級感を際立たせています。また、電動式のカーテンも備えられ、テーブル上にあるスイッチで開閉することができます。
製品では、ランプシェードを点灯式とし、実車同様に白色に輝きます。別パーツのカーテンや、赤いチェアとも相まって、より実感的な夜間の室内をお楽しみいただけます。
誰もが憧れる豪華な食堂車は、眺めているだけでワクワクします。
次回は、製品のギミックについてご紹介する予定です。
どうぞお楽しみに!
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