「トワイライトエクスプレス」いよいよ発売
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今回は製品概要とギミックをご紹介いたします。
2013.12.19up
大阪〜札幌を結ぶ豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」は、10両編成が3本運用されています。当初は2編成でしたが、好評による増発に伴い第3編成が増備されたため、同一形式でも第1・第2編成と第3編成で仕様が異なる車両があります。
製品は、第1・第2編成をプロトタイプとしました。基本セットは車端部にスイートが配置されたスロネフ25形500番代や電源車のカニ24形0番代、サロンカーのオハ25形550番代を含んだ4両セットとし、増結セット2種は、食堂車のスシ24形0番代や車両中央部にスイートが設けられたスロネ25形500番代など3両をまとめた増結セットAと、オハネフ25形500番代などB寝台のみの3両で構成した増結セットBを発売いたします。これらのセットを組み合わせることで、実車と同じ10両フル編成がお楽しみいただけます。
「トワイライトエクスプレス」には、グレードの高いA個室寝台だけでなく、手軽に利用しやすいB寝台も編成に組み込まれており、開放式と個室タイプがあります。オハネ25形560番代とオハネフ25形500番代は開放式で、形状は24系の一般的な2段式B寝台と同様ですが、通路と寝台の間に仕切りがあり、簡易コンパートメントとなっています。仕切りの出入口部分にはガラスが用いられ、圧迫感がないように工夫されています。
製品では、仕切りを別パーツとし、出入口部分の形状も的確に捉えています。このパーツを取り付けることで、簡易コンパートメントを再現し、同形独特の室内の雰囲気を演出できます。
オハネ25形510・520番代はB個室寝台となっており、2人用の「ツイン」と、1人用で補助ベッドを使用して2人でも利用可能な「シングルツイン」があります。「ツイン」は2段ベッド構造で、上下のベッドから車窓を楽しむことができるように、それぞれに窓が設けられており、上下に窓が並ぶ特徴的な窓配置となっています。
製品では、窓配置はもちろん、実車の木目調の内装をイメージしたブラウン系の成形色で室内を再現しており、電球色の室内照明ユニットを取り付けることで、窓が多く、よく見える室内の様子もより実感的になります。また、『14系』シリーズから採用している、室内照明ユニットの光をプリズムを用いて側面方向幕や寝台表示を点灯させる構造も踏襲し、細密に印刷された「トワイライトエクスプレス」特有の寝台表示もほのかに輝きます。
今回のHO情報室が、本年最後の更新となります。
1年間のご愛顧ありがとうございました。
次回は、当列車のけん引機『EF81形(トワイライト色)』をご紹介いたします。
どうぞお楽しみに!
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