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EF66形の詳報を予定していたHO情報室ですが
今回は内容を変更して、14系寝台車の床下機器の詳細をお届けします。

14系寝台車の走りを支えるTR217形台車から見ていきましょう。
軽量客車用として登場したTR50形の流れを汲むこの台車は、応答性の高いCLブレーキシステムの採用などにより、高速走行性能と快適な乗り心地を同時に実現しました。
製品では、この特徴ある台車を完全新規製作し、走りの基本となる転がりの良さはもちろん、車輪の位置まで奥まったブレーキシューや、オイルダンパー・リンク装置のディテールなど、立体感にこだわった仕上がりを目指しました。
14系寝台車の床下のハイライトは、何と言ってもスハネフ14形の機器群でしょう。
その中心となるディーゼル発電機を始めとして、ディーゼルカー並みに密集した機器群は見どころ満載!塗色の異なるエンジン部は別パーツによる構成で、エンジン本体のシリンダーヘッドなども精密に表現しています。この辺りは実車同様、普段はエンジンカバーによって見ることのできない部分ですが、「カバーの奥にエンジンのディテールがある」と思うだけで、何となく嬉しくなってきませんか?
(もちろんカバーのパーツを取り外して、新製当時の姿もお楽しみいただけます。)
機器満載のスハネフ14形に比べると、中間車の床下構成は随分シンプルですが、それゆえ各機器がどの角度から見ても丸見えとなるため、設計する上で気が抜けません。
製品では、長距離を走る寝台車ならではの大型の水タンクを中心に、各形式で微妙に異なる水タンクの位置など、各車の特徴を可能な限り仔細に再現しています。
485系初期型でご好評をいただいた床下機器用転写シートを、今回製品でも採用することに決定しました!
精密なディテールの機器群が一層映えるグレードアップアイテムです。転写には少々根気が要りますが、その見栄えは抜群ですよ!

次回はいよいよEF66形の詳細をご紹介・・・できる予定です!
乞うご期待!

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