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前回、緊急発表させていただいた「名古屋鉄道モ510形(標準色)」。
今回は、さらにファーストショットをじっくりご覧いただきましょう。
2006.11.29up

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特徴的な前頭部は、見る角度によってさまざまな表情がありますよね。
モ510形が登場した大正時代は、当時のアメリカの電車の影響を受けて、日本でも同形のような半円筒形の前頭部に5枚窓というスタイルが流行していました。
製品化に際しては、この特徴ある前頭部をはじめ、実車のイメージを的確に再現すべく実写取材をするとともに、金型製作においても工夫を凝らしています。
さらに、初心者の方でも楽しんでいただける手軽さと、お求めやすい価格を実現するために、ボディは前面のホース類、行先板を除き、一体成型としています。
しかし、一体成型と言っても決して妥協を許さないのがトミックス!
ファーストショットながら、その意気込みは感じ取っていただけるかと思います。
右は実車取材を元に描き起こした前頭部のCAD図です。
上のファーストショットの前頭部と良く見比べてくださいね。
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photo3 前頭部の5枚窓と並び、同形の個性を際立たせる戸袋の丸窓もご覧の通り。
何とも優雅なフォルムですね。
側ドアの手すりも一体成型ながら、その独特な形状をリアルに再現しています。ボディ全体に及ぶリベットも未塗装のため、よくお分かりいただけるかと思います。
このような細部も実車取材に基づき緻密に表現を施せるのもHOゲージならではですよね。

次回の情報室も「モ510形」をお届けする予定です。
どうぞ、お楽しみに!!
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