10系photo-top
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今回は、床板とシートのファーストショットができました。
床下機器などが付いて、徐々に10系客車らしくなる姿をご覧ください。

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この時代の車両は、最近の車両と違って複雑な機器類も少なく、スッキリとした床下の表情をしています。だからこそ床下機器類は立体感が出るようにできるだけ別パーツ化しました。別パーツ化することで、金型代が増えてしまうのですが、床下にこだわる担当者として、ここは譲れない部分です。 例えば、ブレーキテコはナハとナハフで作り分け、検水コックや自動加減弁なども付属させます。 担当者個人としても、完成時のシルエットが楽しみです!
まだパーツが揃わず、こだわりの床下の全貌を今回はお見せできませんでしたが、改めてご紹介できる機会までお待ち下さい。また、今回はまだ仮の台車を付けていますが、製品では両軸集電方式として新設計したTR50形を装着します。
photo2均等に並んだ窓から見える車内のシートもお見せしましょう。
登場時には特急列車の座席車として活躍したものです。往年の特急時代には乗れなかった担当者ですが、蒸気機関車を見に行った帰りに九州から延々とナハ10に揺られたことを思い出しました。無煙化されたとは言ってもDF50の煤煙はまずかった・・
何もパーツがついていなかった前回のファーストショットと比較してみると、床下機器の他にも、扉や幌などのパーツが付いたことで、ずいぶん実感がでてきますね。妻面では幌周りのパーツは従来製品の流用ですが、貫通扉は新規に製作しています。

なお10系座席車4両セットには、ナハ10×2両とナハフ10×2両が入ったセットになります。セットには行先方向板のシールが特典として付属する予定です。
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次回は塗装済みで、より製品に近づいたサンプルをご紹介できる予定です。
お楽しみに!
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