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前回、実車のご説明をした『高松琴平電気鉄道3000形』。
今回は、ファーストショットをじっくりご覧いただきましょう。
2008.10.9up

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実車の高松琴平電気鉄道3000形は、車体全周にわたるウインドシル・ヘッダー(車体窓の上下にある金属製の補強板)や無数のリベット、行灯式の尾灯など、現代の車両にはない無骨なディテールが随所に見られます。また、屋根の前後端の形状は丸みを帯びており、一見平らに見える前面部も、実は横方向へ緩やかな曲面を描くなど、大正生まれの電車らしい表現をたたえています。
模型においても、これらの特徴を余す所なく繊細に表現しています。写真はまだパーツが何も付いていない状態ですが、設計時の3D CAD図、「VOL.1」の実車写真を併せてご覧になり、完成時のフォルムをご想像ください。
photo3 模型寸法で、僅か0.5mm幅のウインドヘッダー上に並ぶ精密なリベットの表現をはじめ、客用ドア横の折り畳み式ステップや車側表示灯など、実車の雰囲気さながらのディテールにご注目ください。
また、完成時には客用ドア下に、シャープさを求め別パーツ化したステップが取り付けられる予定です。ステップ装着時には隠れてしまうステップ支持用の補強板に至るまで、モールドでしっかりと表現していますよ!

来週はいよいよ、「第48回全日本模型ホビーショー」が開催されます!
(10/18・19 於:幕張メッセ 9・10ホール)
皆様のお越しをお待ちしております。
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