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今回は久しぶりの『高松琴平電気鉄道3000形』です。
ボディ同様にこだわった下回りを中心にご覧ください。
2008.11.27up

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高松琴平電気鉄道3000形の台車は新製時、弓形イコライザーのST-19形でしたが、後年、阪神電鉄よりU形イコライザーのボールドウィン形台車を購入、軸受け部分に改良を施した上でST-19形と置き換えました。また、現在ではATS導入に伴い、車上子も増設されています。
模型でも、ボールドウィン形台車の特徴的な形態はもちろん、ブレーキシュー周りやATS車上子など、繊細な部分も作り込んでいます。
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photo 実車の3000形は、床下台車間の限られたスペースにさまざまな機器が所狭しと並べられています。
今回はこれら機器群を、ウエイトを兼ねたダイキャストフレームのカバーパーツに一体成型で表現。安定した走行性能を確保しつつ、床下の細密感、立体感を損なわないように注意を払って設計しました。側面だけでなく、通常では見づらい下面の機器表現にも是非ご注目ください。 また、下で紹介しているステップの裏面にある支持用の補強板を表現したモールドもご覧ください。
photo VOL.2」ではパーツ未装着だった側面部にも、客用ドア下のステップが加わり、より完成時のイメージに近づいてきました。小さなパーツながら、側面ディテールの大きなポイントとなるため、強度を保ちつつ限界まで薄くすることで、実車さながらのシャープさを目指しました。また、上から眺めた際に効果的なステップ上面の滑り止めも、精密なモールドで表現しています。
『高松琴平電気鉄道3000形』は新春発売に向け、着々と進行しています。>
どうぞ、お楽しみに!
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