今年最後のHO情報室は、お待ちかねの「キハ181系」です!
今回は、こだわりの屋根上パーツをとくとご覧いただきましょう。
2006.12.26up
先頭車キハ181形の機器室(運転台側)屋根上には、エンジン冷却用の送風機が装備されています。
製品では、このパーツを新規製作するにあたり、新たな試みとして一体モールドとはせず、2種のパーツで構成し、メッシュ部分には金属製エッチングパーツを使用しました。
本体にモールドされたファンの彫りの深さもさることながら、パーツを組み上げて塗装を施した送風機は質感、ファンの立体感共にいい出来映えだと思いませんか?
キハ181系のベースとなったキハ80系では、俗に「キノコ型」と呼ばれるクーラーを搭載していましたが、キハ181系では、当時の新系列ディーゼルカー用に開発されたAU13形クーラーを搭載しています。
こちらも送風機と同様に2つのパーツで構成し、メッシュを含むカバー部分には金属製エッチングパーツを使用しています。
送風機はキハ181形、クーラーはキロ180形の屋根にそれぞれ装着してみました。
屋根は未塗装で、パーツ類も揃ってはいませんが、完成時のイメージはご想像頂けるかと思います。
網目越しに見えるファンが今にも動き出しそうですよね!
送風機、クーラーは共に今回の製品で担当者が特にこだわったポイントの一つです。
ぜひお手に取って、心ゆくまでじっくりご覧ください。
「キハ181系」の見どころはまだまだたくさんあります。
どうぞ、次回もご期待ください。
それでは皆様、良いお年を!!
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