前回までは先頭車を主にご紹介してきました。
今回は、先日のプラモデル・ラジコンショーで展示した
ラジエーターと中間車の試作品をご覧いただきましょう。
2006.11.02up
キハ181系には、先頭車キハ181形、中間車キハ180形、グリーン車キロ180形、食堂車キサシ180形の4形式ありますが、先頭車及び付随車である食堂車を除く車両は、屋根上に大型のラジエーターを搭載しており、外観上の目を惹く点になっています。
製品では、このラジエーターを別パーツ化する事により、HOゲージならではのスケール感を活かしてリアルに表現していきます。
まだまだ製作途中ですが、モールドの彫りも深く、実感的ではありませんか?
中間車キハ180形です。
中間座席車である同形は、編成を構成する主軸となる形式で、キハ181系の中では最も多く製造されました。
編成唯一のグリーン車、キロ180形です。
登場時の車両区分は「一等車」でしたが、翌1969(昭和44)年5月の等級制廃止に伴うモノクラス制移行により「グリーン車」となりました。
設計のベースとなったキロ80形では、車両の片側は乗務員室、もう一方は荷物保管室となっていましたが、これを改め、両側を乗務員室としました。 便所・洗面所が車両の両端に設置されているのも大きな特徴です。。
食堂車キサシ180形です。
連結するキハ180形などの出力が500PS(馬力)と余裕があったため、 走行用エンジンを持たない付随車とされました。
車体構造は、同時期に登場した交直流特急形電車581系の食堂車、サシ581形に準じたものとなっています。前述のとおり、付随車ですのでラジエーターは搭載していませんでした。
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489系(あさま) vol.4
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