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ボディと屋根だけでも見所は盛りだくさんのキハ181系。
今回は編成の“顔”となるキハ181形をご覧いただきましょう。
2006.9.22up

キハ181系の先頭車、キハ181形はキハ80系キハ82形をベースにリファインされました。効率的な運用を求めてキハ82形と同じく全面貫通型を踏襲し、キハ82形に比べ角張った印象で、より精悍な顔立ちとなっています。
先頭部分は実に複雑な形状となっています。(CAD参照)。
前頭部は流線型で、丸みを帯びたオデコから、パノラミックウィンドーを経て、徐々に絞り込まれていく車体裾、そして前面のカーブと車体裾のカーブが交差しています。
これらの要素を的確に表現をすべく、あらゆる角度から徹底的に検討を重ね、設計を行いました。
ご覧のファーストショットでは、ボディと屋根、別パーツとした前面窓の金属押さえが付いているだけですが、紛れもないキハ181形の“顔”となっていますよね。皆さんの期待も膨らむことと思いますが、今しばらくは、各所にある取り付け穴にパーツが装着された姿をご想像ください。
乗務員室の後方に存在する機械室の大型のルーバー、これもキハ181形の特徴です。
ルーバーの彫の深さや、取り付けボルトのモールドなども、ボディがまだ未塗装であるため、よりお分かりいただけるかと思います。
ファーストショットですので、未完成な部分もありますが、これから修整を加え完成を目指していきますので、その点はご心配なく。

次回の情報室は「489系(あさま)vol.3」をお届けする予定です。
どうぞ、お楽しみに!!


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