キハ181系は、"ヨン・サン・トウ"と呼ばれた1968(昭和43)年10月の白紙ダイヤ改正時に登場した大出力エンジンを搭載する特急形ディーゼルカーです。 当時、全国に於ける特急整備網の進展に伴ない、キハ80系特急形ディーゼルカーによって非電化線区にも特急が運転されるようになりました。しかしながら180PS(馬力)のエンジン出力しかないキハ80系のDMH17系エンジンでは勾配線区においてのスピードアップは困難で、大出力エンジンを搭載する新系列の登場が待ち望まれていました。 そこで、500PSもの出力を持ったDML30系エンジンを搭載したキハ181系が開発されました。 同系は、大出力エンジンの本領を発揮して、勾配線区でのスピードアップと共に平坦線区では最高速度120km/hの高速性能を有しています。 中央西線の特急「しなの」への投入を皮切りに、各地の主要勾配線区へと活躍の場を拡げました。現在では同系を使用した列車の運用も少なくなり、JR西日本で最後の活躍を続けています。 製品として、以下の4アイテムをラインナップいたします。 基本セット(4両) | キハ181形×2、キロ180形、キハ180形(モーター付) | 増結セット(3両) | キハ180形(モーター付)、キハ180形(モーターなし)、キサシ180形 | 単品 | キハ181形 | 単品 | キハ180形(モーターなし) | さまざまな編成に対応できるラインナップとなっています。 |