photo-top
タイトル

機関車を支える大きな台車は、模型でも存在感があります。
ボディ同様、随所にこだわった下回りをご紹介します。
2009.06.25up

photo EF210形の台車は、車端部にFD7E形(写真上)、中間部にFD8形(写真下)を装着しています。両台車の車体支持方式は空気バネ式、車軸支持方式は軸はり式が採用されており、これはJR貨物の新製機では標準となっている構造です。
製品では、車端・中間台車共に新規で製作しています。従来の国鉄型機関車に比べるとシンプルな印象ですが、砂まき管などの繊細なモールドと共に、別パーツ化した空気バネやダンパーなどと相まって、台車を実感的に再現しています。
photo
車両の底面側をご覧ください。
各台車の底面にある「Z形けん引梁(はり)」は別パーツとしており、台車により立体感を与えています。 砂まき管やブレーキシューなどの形状もよくお分かりいただけると思います。もちろん、床下機器も細部まで再現しており、空気タンクをはじめとする機器群とATS車上子は、それぞれ別パーツ化するなど、しっかりと作り込んでいます。
走行面では動力台車にシリコン製車輪ゴムを装着し、十分なけん引力を確保していますので、実車さながらの長編成によるコンテナ列車も再現できます。
photo
photo JR貨物の新製機は、製造時よりクーラーが搭載されていますが、各機関車の形式によってクーラーの室外機の位置は異ります。 同形では、助士席側のスカート内側に設置されています。
製品では室外機にも立体的な見栄えを追求し、メッシュ越しに見える内部まで表現しています。

発売に向けて着々と製作が進行している『EF210形』。
まだまだ見どころはたくさんあります。
次回の情報室もお楽しみに!

[戻る]
[進む]
Copyright. 2009. TOMYTEC