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「489系(あさま)Vol.1」をお伝えしている間も、製作を進めていたED76形。
今回は皆さんお待ちかねの「顔」をとくとご覧いただきましょう!
2006.8.8up

未塗装のファーストショットでも、およそのイメージは掴めていたかと思うのですが、塗装が施され、各パーツも取り付けられたことで、いい表情になってきましたよね。
ヘッドライトケーシングの断面形状と傾きの再現などは、設計時に特にこだわった点ですので、是非、製品を手にとってご覧いただきたいところです。
フロントを引き締める銀色の飾り帯は、製品のプロトタイプである0番代の55号機以降、それまでのステンレス製のものから塗装に変更されています。
vol.2でも触れた「顔」の表現、このようになりました!いかがでしょうか?
EF81形(写真右)では、前面窓間の柱部分が、ある程度の太さを持っていたため、内側から一体形パーツをはめていました。
ED76形では、この柱部分が極端に細いので、左右2つのパーツを外側からはめ込むかたちにしています。
実車では、前面窓に共通設計品が使われるケースが多く、同じ規格の前面窓を使用しているEF81形より車体幅が狭いED76形では、その車体幅の差が、前面窓間の柱の「細さ」に出てくるわけですね。
1984年に復活した“九州ブルトレ”のヘッドマークは、独特な“おわん形”をしています。
今回、製品でもヘッドマークを印刷済みパーツとした利点を活かし”おわん形”を再現しました。
取り付けも新しい着脱自在なヘッドマークシステムを採用しました。
ヘッドマークの裏側に、付属のアタッチメントを介して行います(CAD参照)。車体側のフックは別パーツで、軟質プラスチックを使用しています。フックの破損や塗装の剥がれを気にすることなく、実車と同じ構造でヘッドマークをセットできます。
 
今回は2ページ同時アップしています。
「JR489系(あさま)vol.2」もお見逃しなく!
次回の「ED76形」もご期待ください。

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