製品のプロトタイプとなった、ED76形2次形以降に採用されたTR103D形中間台車です。客車用の蒸気暖房(SG)を搭載したことで、重量が増加し、運転線区によっては軸重制限をオーバーしてしまうため、その対策として中間台車が組み込まれました。 この軸重切り替え機能を備えた中間台車では制動距離を短くするために、基礎ブレーキ装置も取り付けらています。
こちらが新規設計の中間台車です。 もともと台車枠の構造が簡素化されているため動力台車のような重厚感はありませんが、“ナナロク”を語るうえでは欠かせません。 足回りを見た際に、独特の存在感を発揮していますよね。 なお、台車に装着しているスピードメーターケーブルは、お好みによりお取り付けください。
夏恒例の「鉄道模型ショウ」が今年もやってきます。(7/26~7/31 於;松屋銀座) 掲載中のED76形も試作品が展示されます。是非、御覧ください。 次回情報室は・・・・・。 お楽しみに!