「静岡ホビーショー」でお目見えしたばかりのファーストショットです!!
会場へ行かれなかった方も、「HO情報室」でしっかり見てくださいね。
2006.6.6up

ED76形では、設計のベースとなったED75形に装備されていた重連総括制御装置が採用されず、非重連形となったため、貫通扉がなくなり前面2枚窓となっています。
機関車好きの方は、この「国鉄らしい」顔立ちを見ただけでもワクワクするのではないのでしょうか!
パーツを取り付けていない“素”の状態ですが、ヘッドライトや飾り帯、通気ルーバーは既にモールドされて、なかなか雰囲気が出ていますよね。
前頭部に関しては、3次元曲線によって構成される独特な形状も忠実に再現すべく、実車の採寸も行い、設計に反映させています。CADをご覧いただくと、その形状がより分かりやすいのではないでしょうか。
「顔」にはさらに工夫が施されています。
それは左右の前面窓間の柱部分にあります。
同じ前面2枚窓スタイルのEF81形(EF81形VOL.3参照)と比べると、同形は車体幅が狭く、窓柱も細くなっています。実車をそのままスケールダウンすると、この部分の強度が十分に保てません。
そこで外観上は柱の細さを保ったまま、窓パーツのHゴム表現によって隠れる部分で窓柱の強度を増しているのです。
機関車も“顔が命!”それを的確に再現するための努力は惜しみませんよ!
 
次回は50系51形客車の発売直前情報をお届けします。
ED76形はいったんお休みです。
どうぞ、お楽しみに!

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