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豪華寝台客車『E26系(カシオペア)』が新登場です!
まずは実車の概要と共に、外観をご覧ください。
2013.01.30up

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 E26系は、1999(平成11)年に登場した、上野〜札幌間を結ぶ寝台特急「カシオペア」用の特急寝台客車です。当時人気を誇っていた「北斗星」のさらなる利用者のニーズに応えるべく、「快適空間を実現した寝台列車」をトータルコンセプトに設計され、十分な空間を確保するためオール2階建て構造とし、オール個室、全室トイレ・洗面台付、一部個室にはシャワーが完備されるなど、高水準のニーズに合わせた設備の充実が図られています。編成は、寝台車10両、食堂車1両、電源装置搭載のラウンジ車1両の計12両編成とし、1編成のみが製造されました。なお、同系は現在に至るまで、JR化後に新製された唯一の客車となっています。
列車名「カシオペア」は秋の夜天高く輝く「カシオペア座」から命名されました。北極星を中心に対を成す「カシオペア座」と「北斗星」を併せて姉妹列車としたものです。
現在、同列車の東北本線区間を担当するEF510形500番代には、E26系に合わせて同様の塗色をまとった車両が用意され、優先的に運用にあたっています。
 製品では、『E26系(カシオペア)』を、4両単位で基本セットと2種の増結セットにまとめ、3つのセットを合わせることで12両のフル編成がお楽しみいただけます。さらに、フル編成でも機関車が単機で余裕を持って引っ張ることができるよう軽量化を図っており、けん引に最適な『EF510形500番代(カシオペア色)』と、前任機で2010(平成22)年6月まで担当した『EF81形(カシオペア色)』をいずれもスタンダードモデルとプレステージモデルでラインナップしています。
photo  ステンレス車体が特徴のE26系ですが、編成両端のカハフE26形とスロネフE26形は、独特の曲面を採用した前頭部のみ鋼製となっており、メタリック塗装が施されています(写真はスロネフE26形)。製品では、その独特のフォルムはもちろん、ステンレス製の側面との質感や色調の違いに至るまで的確に再現しています。
 E26系の外観で印象的なのが、ステンレス製のボディに彩られた編成全体に伸びる鮮やかな5色の帯と、シンボルともいえる「カシオペア」のロゴマークではないでしょうか。外装は「スペース&フューチャー」をコンセプトに、開放感と未来への旅立ちを予感させるデザインとしており、5色の帯は、カシオペアの5つの星の流れを表現し、ロゴマークはフランス人デザイナーの手によって制作されました。製品では、ステンレスの質感を粒状の細かな塗装で仕上げ、特有の輝きを再現、ステンレス車体に映える印象的な5色の帯とロゴマークは細密な印刷を施しています。 photo

今回は2ページ同時アップしています。
「E26系(カシオペア)VOL.2」もお楽しみください。
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