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年末の更新を心待ちにしていた皆さん、申し訳ありませんでした。
お待たせいたしました。新年1回目は、彩りを添えて・・・ということで、
“色”が付いた試作品をご紹介いたします!

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早くも塗装済みの試作品をご紹介出来ることになりました!
VOL.3の写真と見比べてみて下さい。塗装が施されるとイメージがグッと変わりますね。
塗色の変遷についてお話をしましょう。DF50形は、茶色に白帯の塗色で登場しました。茶色がベースとなったのは蒸気機関車による煤煙の汚れを目立たなくするため、という説が有力な様です。その後ディーゼル機関車の塗色変更が計画され、1963(昭和38)年に試験塗装が13号機に施されました。
試験塗色は車体に巻かれた白帯を境にして、車体上部を朱色4号に下部を灰色1号、スカート部を含む床下を黒色といった明るいものとなりました。この試験結果を踏まえ、最終的に灰色はスカートも含めてねずみ色1号にする等、若干の変更が行われました。このカラーリングがその後のディーゼル機関車の標準塗色として普及することとなります。DF50形は正に塗色のパイオニアと言えるでしょう。
模型では、それぞれの時代に合わせ、登場当時の“茶色”と、塗色変更後の“朱色”の違いを作り分けます。
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DF50形の車輪は、当時の機関車が標準的に使用していたスポーク車輪でした。台車枠の間からチラッと見える程度ですが、足回りにこだわる担当としては外せない部分です。スポークの間から向こう側が見える様子は、実物の様ですよね。
 

本年も、HO情報室をよろしくお願いいたします。
次回は、どんな“進化”をご紹介できるか、お楽しみに!
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